ブロック注射の持続期間は?ぎっくり腰の症状など効き目や安静について解説
辛い痛みを今すぐ緩和したい時、頼りになるのがブロック注射です。
体の痛みがなかなか取れず、毎日の生活にも支障が出てきてしまうほどになると、治療が必要になります。
ブロック注射は、安全性の高い即効性のある治療としても知られているため、痛みに悩んでいる多くの方に選ばれている治療法です。
注射を打つだけですぐに終わるため、手軽に受けられるのが魅力ですが、「ブロック注射を受けたあとの持続期間は?」「安静にする期間は必要?」などの疑問がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、そんな疑問にお応えするため、ブロック注射の効き目や安静期間について解説します。
ブロック注射を考えている方はぜひ最後までご覧ください。
ブロック注射を受けた後の安静期間は?
ブロック注射後は、基本的には安静期間は必要ありません。
稀に注射後20分程度ベッドなどで安静にする場合もありますが、ほとんどの場合すぐに帰宅することが可能です。
ブロック注射は、いつも通りの生活ができて日常生活に支障が出ることはほとんどないのが特徴です。
治療後はすぐに帰宅出来るため、日頃忙しく痛みの治療をする時間を取れなかった方でも受けやすいのが、ブロック注射のメリットの1つと言えるでしょう。
ブロック注射の即効性は?
ブロック注射は、痛みを取り除く即効性があることが特徴です。
痛みを感じる箇所の近くの神経に局所麻酔薬を注射するため、強力な鎮痛効果が期待できます。
そのため、日常生活に支障が出るほどの痛みを抱えている方や今すぐ痛みを取り除きたい方には特におすすめの治療法です。
ブロック注射を打つ間隔
ブロック注射を打つ間隔は、大体週に1回から2週間に1回くらいが目安となります。
患者さんの症状を見て今後の治療方針を決めていきますので、まずは医師の診察を受けてから、打つ間隔などを相談するようにしましょう。
ブロック注射は何回くらい続けるといい?
ブロック注射を打つ回数や治療期間は、患者さんの痛みの強さなどによって違いはありますが、目安として5回ほど続けると痛みの改善を感じることが出来るでしょう。
ブロック注射は、繰り返し続けることで症状の改善効果が期待出来る治療法です。
そのため、1回きりではなく何回か続けることがおすすめです。
ブロック注射の持続期間まとめ
今回は、ブロック注射の効き目が持続する期間や、安静の必要性などについてご紹介しました。
ブロック注射の持続期間は、患者さんの症状の重さによって違います。
一般的に症状が軽いほど持続期間が長く、症状が重いほど持続期間が短くなる傾向にあります。
ブロック注射後は、稀に20分ほど安静が必要な場合もあります。
しかし、ほとんどの場合はすぐに帰宅でき、いつも通りの生活が出来るのがブロック注射の魅力と言えるでしょう。
そのため、ブロック注射はなかなか痛みが取れなくて悩んでいる方、痛みの治療をしたいけど、忙しくて時間が取れない方におすすめの痛み止め治療法です。
中村AJペインクリニックでは、患者様に安心して治療を受けていただけるように、数多くの症例実績のある、経験豊富な医師が施術を担当します。
なかなか取れない辛い痛みに悩んでいる方は、まずはお気軽にご相談ください。
記事監修医師プロフィール
中村AJペインクリニック院長
中村 純
アメリカニューヨーク州コロンビア大学 医学部大学院 卒業
米国外科専門医(災害外科・形成再建外科
日本ペインクリニック学会 専門医
日本整形外科学会 専門医
厚生労働省医政局 麻酔科標榜医