ブロック注射の費用は?施術の流れから料金の目安・効果が実感できない場合について解説
ブロック注射、という言葉を聞いたことがあるという人は多いでしょう。
とくに腰痛などに悩まされていると、「ブロック注射をしてみたら」といわれることもあるかもしれません。
実際に、ブロック注射をすることで痛みが軽減できたという人は多くいますが、その反面、注射自体が痛くて無理・費用がどのくらいかかるか心配と悩んでいる人もいます。
本記事では、ブロック注射の費用から、施術の流れ、効果を実感できない場合などについて詳しく解説します。
ブロック注射について相談したい、というときにはブロック注射についての豊富な知識と確かな技術を持つ医師がいる中村AJペインクリニックにお問い合わせください。
悩みに合わせて、丁寧にお答えします。
ブロック注射は健康保険が使える?
ブロック注射は、健康保険の適用が可能です。
ブロック注射には、トリガーブロック注射・仙骨部硬膜外ブロック注射などいくつかあり、どれも痛みのある部位の近くに注射をし、注入される麻酔薬で痛みを取っていく形です。
注射する部位やブロック注射の種類によって費用は変わってきますが、どれも保険が適用されるので安心できるでしょう。
そのため、来院する際には、必ず保険証を持参するようにしてください。
ブロック注射にかかる費用の目安は?
ブロック注射にかかる費用の目安は、初診料とブロック注射の費用、必要であればレントゲン費用が掛かるため、トータルで約5000円前後となっています。
もちろんかかる医院によっても違ってきますが、中村AJペインクリニックの場合であれば、初診料が2,110円、仙骨部硬膜外ブロックであれば2,110円、腰部硬膜外ブロックなら3,340円です。
膝や肩の関節注射であれば片側で1,350円、両側をする場合には1,830円となっています。
基本的にブロック注射の費用は、ブロック注射の種類や内容、レントゲンや血液検査の有無や内容、使用する薬剤の種類や量、注射する範囲によってかなり違いが出てきます。
一概にはいえませんが費用が気になる場合は、直接、受付に直接聞いてみるといいでしょう。
ブロック注射の施術の流れ
ブロック注射をする際には、受診から注射後まで一連の流れがあります。
とくに、ブロック注射が初めてであれば不安にもなるでしょう。
事前に流れを知っておくことで、安心して施術を受けることができます。
来院・保険証などの提出
まずはどの病院を受けるのかを決めて来院し、保険証などの提出をしましょう。
病院によっては電話で予約することが可能になっているため、必要であれば事前に予約をしておきましょう。
ブロック注射は保険証が適用されて費用負担が1〜3割で済むため、忘れないようにしてください。
カウンセリング、検査、診療
医師のカウンセリングを受けて、どのような症状があるのかを相談します。
必要に応じてMRIやレントゲンなどの検査を受けてください。
検査と診察の後、ブロック注射が必要と担当医が判断したのであれば、きちんと説明を受けた後に注射をおこないます。
安静
必ずというわけではないですが、まれに20分ほど安静が必要な場合があります。
とはいえ、必ず安静にしなくてはならないというわけではないため、不調がなければ問題はないでしょう。
もし注射後に何か体の不調などがあるなら、すぐに医師に相談しましょう。
効果判定
医師は効果があるかどうかを確認し、今後の治療方針について話し合いをします。
とくに問題がなければ、注射後すぐに帰宅することが可能です。
ただし、帰宅後であっても不調になることがあれば、すぐに受診してください。
効果がない場合はある?
ブロック注射をすれば、必ず効果が実感できるというわけではありません。
中には、効果が実感できない場合もあるため、注意が必要です。
効果が実感できない場合は、患者自身に問題があるか医師に問題があるかのどちらかです。
どのようなときに効果が実感できないのかを、把握しておきましょう。
期待するほど劇的な変化がない
ブロック注射をしても、期待するほど劇的な変化がないという場合があります。
ブロック注射をすれば、必ず効果が出て痛みがなくなる、というわけではありません。
たとえば、医学的にみて症状が軽い場合は、患者がイメージするほどの効果は見込めない場合がほとんどです。
そのため劇的な変化がないからといって効いていないわけではありません。
医師の腕が未熟
ブロック注射の効果が実感できないというのは、医師の腕が未熟な場合も考えられます。
もし、医師の腕が未熟な場合は、ブロック注射をすることは安全性も気になるところです。
ブロック注射は神経に麻酔薬を注入するものであり、未熟な意思では重大な事故につながる可能性も考えられます。
そのため、実績のある病院や医師の腕がいい病院を選ぶことが大切です。
中村AJペインクリニックであれば、多くの実績がある熟練の医師が担当するため、安心して施術を受けることができるでしょう。
ブロック注射ができない場合がある
誰にでも、必ずブロック注射ができるのかといえば、そのようなことはありません。
中には、できない場合も考えられます。
そもそもブロック注射は医療行為であるため、必ずしも絶対安全というわけではありません。
もちろん副作用が出るなどということはこれまでになかったことですが、これからも絶対安全というわけではありません。
注射ができないのは、傷がある場合や感染している人、抗凝固薬や抗血小板薬を飲んでいる場合は、何かあってからでは遅いので、事前に必ず医師に相談しましょう。
まとめ
ブロック注射をする場合には、どのような症状があるのか、どの程度の痛みがあるのかを事前に医師に伝えておく必要があります。
また、費用は病院によっても多少の違いがありますが、何より検査方法やブロック注射の種類などによって大きく違ってくるため、医師に確認してみる方がよいでしょう。
相場より高いからといって、必ずしも間違いというわけではありません。
安全に施術をおこなうためには、豊富な知識と熟練の技術を持った医師が必要です。
中村AJペインクリニックであれば、しっかりとしたカウンセリングをおこない、経験豊かな医師が安全にブロック注射をおこなうことができます。
もしも一度試してみたいというなら、ぜひ中村AJペインクリニックに相談してみてください。
記事監修医師プロフィール
中村AJペインクリニック院長
中村 純
アメリカニューヨーク州コロンビア大学 医学部大学院 卒業
米国外科専門医(災害外科・形成再建外科
日本ペインクリニック学会 専門医
日本整形外科学会 専門医
厚生労働省医政局 麻酔科標榜医