ブロック注射って痛いの?痛みの強さを解説
ブロック注射は特定の疾患による痛みを緩和・解消する治療法です。
痛みの原因になっている神経を特定後、その神経や周囲に薬液を注入することで痛みを抑え、同時に注射箇所付近にある組織を修復することができる特徴を持っています。
とはいえ「針を刺すだけでも痛そうなのに、神経に注射を打った後の痛みは非常に強いのではないか」と懸念される方は多いのではないでしょうか。
痛みを緩和・解消する治療法である以上、その過程で痛みを負うリスクがあることに少なからず不安を感じていらっしゃるかもしれません。実際はどうなのでしょうか。
以降の項目では「ブロック注射は痛いのか?」「痛みはどの程度の強さなのか」というよくあるご質問について解説しています。
本記事で紹介している内容以外にブロック注射に関する質問・疑問等あれば、ぜひ中村AJペインクリニックにご相談ください。
ブロック注射って痛いの?
注射針を打つ必要がある以上、ブロック注射は多少の痛みを伴う治療法です。
また、注射にはいくつかの種類があります。
基本的に、注射時に感じる痛みは採血程度の強さです。
注射を打たれた箇所がチクッとする以外に強い痛みが生じることはなく、予想よりも痛くなかったと思われる患者様が多い傾向にあります。
ただし、特定の種類のブロック注射は直接神経に注射する必要があります。一時的に強い痛みを感じるものの、注射時に注入した薬液によって徐々に神経・神経付近の痛みが軽くなるためご安心ください。
ブロック注射を繰り返し実施することで、痛みの原因になっている炎症の鎮静化や血流改善の効果が期待できます。
特に、慢性的な痛みを感じることで困っている方は注射を1回だけで済ませず、医師の案内に従って複数回ブロック注射を受けていただければ幸いです。
痛みを軽減する工夫
AJクリニックでは、院長自らカウンセリングを担当することで患者様の痛みに対する不安を抑えるだけでなく、注射時にも様々な工夫を実施しています。
第一に、当院ではブロック注射で使用する針の太さにこだわっています。注射針が太ければ太いほど痛みは強くなるため、注射時に細い針を使用することで痛みを抑えています。
第二に、注射時に皮膚麻酔してから実施する点が挙げられます。
痛みを緩和・解消する薬液(局所麻酔剤・ステロイド剤)の効果は注射後に作用するため、その前に皮膚麻酔を実施することで、神経に直接注射を打った際に感じる痛みを最小限に抑えることができます。
ブロック注射について不安に思うことがあればカウンセリング時にご相談ください。
患者様にご納得いただけるように、治療内容をわかりやすくご説明いたします。
注射の安全性について
ブロック注射は確実に安全性が保障されている治療法ではありません。
医療行為である以上、様々な副作用・合併症のリスクを抱えています。発生頻度は非常に少ないものの、場合によっては感染、出血、神経障害、局所麻酔中毒などの病気にかかる可能性があります。
また、手足のしびれ・声のかすれが表れることもあります。
AJクリニックは心斎橋付近で圧倒的な施術量を誇っています。
長年ブロック注射に携わっている医師が真摯に対応し、患者様の安全を重視した治療を提供しているのが当院の強みです。
リスクを最小限に抑えるブロックを心がけているため、気軽にご来院いただけましたら幸いです。
まとめ
本記事で紹介した内容をもう一度振り返っておきましょう。
まず、注射後に生じる痛みは、基本的に採血程度の強さです。
大抵の場合、針のチクリとした感触以外に痛みを感じることはありません。直接神経に注射する場合は強い痛みが生じますが、AJクリニックでは注射の前に皮膚麻酔を使用することで痛みを最小限に抑えています。
治療の際、当院ではなるべく細い針を注射に使用するなど、患者様に痛みを与えることがないように様々な工夫を実施しています。
また、当院の対応疾患は下記の通りです。
- 片頭痛
- 顔面神経麻痺
- 顔面けいれん
- 肩こり頚椎症
- 帯状疱疹
- 腰椎椎間板ヘルニア
- 坐骨神経痛
- 三叉神経痛
上記の疾患による痛みを緩和・解消したいと考えている方はぜひAJクリニックにご相談ください。当院の強みは、患者ひとりひとりに真摯に向き合い、成果を出す治療にあります。24時間いつでもWEB予約を受け付けているため、気軽にお越しいただければ幸いです。
記事監修医師プロフィール
中村AJペインクリニック院長
中村 純
アメリカニューヨーク州コロンビア大学 医学部大学院 卒業
米国外科専門医(災害外科・形成再建外科
日本ペインクリニック学会 専門医
日本整形外科学会 専門医
厚生労働省医政局 麻酔科標榜医