応急処置からブロック注射まで！ぎっくり腰の痛み対策ガイド

突然の激痛で日常生活に支障をきたすぎっくり腰は、正しい知識と適切な対処が重要です。

本記事では、痛みの原因と悪化を防ぐ注意点から、薬・コルセットの効果的な使い方、ブロック注射による痛みの緩和方法など詳しく解説します。

ぎっくり腰でブロック注射をご検討の際は、中村ペインクリニックまでお気軽にご相談ください。

ぎっくり腰とは

ぎっくり腰（急性腰痛症）とは、突然発症する強烈な腰痛を指し、特定の病名・診断名ではなく症状の総称です。

重い物を持ち上げた瞬間、急に体をひねった際に起こりやすく、急激な痛みで動けなくなることもあります。

痛みの程度と感じ方は人によって異なりますが、刺さるようなズキズキした痛み、立ち上がろうとした際に腰が抜けそうな感覚が特徴です。

ぎっくり腰の原因

ぎっくり腰は、原因がはっきりと不明な場合が多いですが、主に腰の関節と椎間板への過度な負担が捻挫と損傷を引き起こすことで発症します。

筋肉・靱帯といった軟部組織の障害や筋力低下、柔軟性の低下、ストレスなどによる筋緊張も要因です。

「特に思い当たる節がない」と考えがちですが、運動不足や身体のケア不足など、日頃の身体のメンテナンスを怠っていることが引き金となり、突然発症することが多いです。

症状が長引く場合、足のしびれがある場合は、椎間板ヘルニアまたは脊椎の疾患が隠れている可能性があるため、注意が必要です。

ぎっくり腰が発生する場面

ぎっくり腰は、日常の些細な動作と不適切な生活習慣が積み重なり、突然発症します。

重い物を持ち上げるとき、急に立ち上がるとき、寝返りやくしゃみなど、瞬間的な動きが引き金になります。

また、長時間座り続ける仕事や中腰の作業、運動不足、体重増加、筋力と柔軟性の低下なども発症リスクを高める要因です。

これらの要因が重なると筋肉が硬直し、腰への負担が限界に達し、ぎっくり腰を引き起こしてしまいます。

ぎっくり腰を悪化させないための注意点

それでは、ぎっくり腰を悪化させないためにはどのようにしたらよいのでしょうか。

それには、適切な対処が重要です。

突然の痛みに慌てず、無理に動かないようにしましょう。

急いで立ち上がること、無理なストレッチ・強いマッサージは、症状を悪化させる原因になりかねません。

また、過度なアルコール摂取と入浴も血行を促進してしまい、炎症を悪化させる恐れがあるため避けましょう。

過度な安静も筋力の低下を招くため、可能な範囲で少しずつ動くことが大切です。

ぎっくり腰の治療

ぎっくり腰の治療には、安静や湿布、コルセットなどでサポートするなどがあるほか、強い痛みにはブロック注射が有効です。

具体的な治療方法について詳しく見ていきましょう。

安静にして適切な休息をとる

ぎっくり腰を発症したら、痛みが強い間は無理に動かず、まずは安静にすることが重要です。

仰向けで膝を軽く立てる、横向きで膝を曲げるなどの腰に負担がかからない姿勢で休みましょう。

深呼吸を意識し、リラックスすることで筋肉の緊張も和らぎます。

痛みが少し落ち着いたら、無理のない範囲で軽い動作を始めましょう。

長期間の安静は筋力を低下させ、回復を遅らせるため注意が必要です。

症状が改善しない場合、痛みが激しいときは、整形外科またはペインクリニックを受診しましょう。

薬・湿布を活用する

ぎっくり腰の痛みを和らげるためには、薬または湿布の活用も効果的です。

症状が軽い場合、消炎鎮痛薬・漢方薬を服用することで、炎症と痛みを抑えることができます。

また、湿布またはテープ剤は患部に直接貼ることで、炎症を鎮め、冷却効果と鎮痛効果を発揮します。

ただし、薬または湿布で症状が改善しない場合には、痛みへの効果が高いブロック注射を検討した方がよいでしょう。

コルセットで腰をサポートする

ぎっくり腰の痛みを和らげるには、コルセットを使用して腰をサポートする方法も有効です。

コルセットは腰をしっかり固定し、余分な動きを防ぐことで、身体を起こしたり立ち上がる際の負担を軽減します。

特に痛みが激しい急性期には、コルセットを着用することで症状の悪化を防ぐことができます。

ただし、長期間の使用は筋力低下を招くため、短期間に抑えましょう。

痛みが強く動けない場合は、ブロック注射で痛みを緩和し、コルセットと併用することで、より効果的なサポートが得られます。

ブロック注射による痛みの緩和治療

ブロック注射は、ぎっくり腰の強い痛みを即座に緩和できる効果的な治療法です。

痛みの原因となる神経の周囲に鎮痛薬またはステロイド薬を注射し、炎症を抑えつつ痛みを和らげます。

内服薬と湿布で症状が改善しない場合、腰椎の硬膜外ブロック・椎間関節ブロックが特に有効です。

ブロック注射は、即効性が高く、注射後すぐに痛みが軽減されるため、長期間仕事を休めない方にも適しています。

さらに、鎮痛効果に加えて血流を改善する効果もあり、血行不良による二次的な症状にも効果的です。

症状が悪化する前にブロック注射を受けることで、ぎっくり腰の痛みを素早く緩和することができます。

中村AJペインクリニックのブロック注射でぎっくり腰の痛みを和らげよう

中村AJペインクリニックでは、整形外科とペインクリニックが併設されているため、ぎっくり腰で受診するクリニックとしておすすめです。

特に、中村AJペインクリニックのブロック注射は外来診察で受けられるため、手軽で待ち時間も少なく、施術後すぐに帰宅できるのが特徴です。

施術は症例数が豊富な院長が担当するため、ブロック注射が初めての方でも安心して治療を受けられます。

事前にしっかりとカウンセリングを行い、痛みの原因と経過を把握し、最適な治療方針を提案してくれます。

整形外科で改善しなかった腰痛に対しては、ペインクリニックでのブロック注射が効果的です。

そのため、整形外科を受診した後にブロック注射を検討している方にも、対応可能な体制を整えています。

また、インナーマッスルの強化、柔軟性向上、正しい姿勢の維持をサポートするため、一人一人に合わせたトレーニングメニューを作成し、丁寧なアフターフォローを行っています。

痛みを放置せず、中村AJペインクリニックで適切な治療を受け、日常生活への早期復帰を目指しましょう。

まとめ

ぎっくり腰の痛みを和らげるには、早めの適切な対処が重要です。

安静や湿布、コルセットなどの使用が効果的ですが、強い痛みにはブロック注射が有効です。

症状が悪化しないよう注意し、専門医での治療を受けましょう。

中村AJペインクリニックでは、安心して治療を受けられる環境が整っています。

ぎっくり腰でブロック注射をご検討の際は、中村ペインクリニックまでお気軽にご相談ください。