帯状疱疹の初期画像は?症例写真や症状を確認しよう
身体の片側に皮膚の違和感がある場合や、赤いピリピリとした発疹が現れた場合は、帯状疱疹である可能性が考えられます。
帯状疱疹は放置しておくと、症状がさらにひどくなったり、皮膚症状が治った後でも痛みが続いていくこともあります。
本記事では、帯状疱疹の症例写真や初期症状を紹介していきます。
帯状疱疹の疑いがある場合は、早期に病院を受診することが大切です。
帯状疱疹の初期画像
帯状疱疹は、神経に沿って帯状に赤い発疹が発現し、かゆみや痛みを伴います。
下記の画像は、帯状疱疹の症例画像です。
過去に水ぼうそうにかかったことのある人は、ウイルスが神経の奥深くに入り込んでおり、潜んでいる状態となっています。
免疫力が低下した時に、潜んでいるウイルスが再び活性化して、帯状疱疹として発症します。
また、免疫力の低下した高齢者に発症しやすい病気です。
しかし、10代から40代の若年層でも大きなストレスを感じたり、生活習慣が悪いと帯状疱疹を発症する可能性が上がるので注意しましょう。
帯状疱疹はどの部分に発症しやすい?
帯状疱疹は身体の左右どちらかに発症する病気で、身体のあらゆる部分に症状が現れます。
主に、顔・首・腕・お腹・脇の下・背中に発症しやすく、約8割が上半身に集中しています。
発症部位
発症の割合(%)
頭部~顔面
17.5
頸部~上肢
14.5
上肢~胸背部
31.2
腹背部
19.6
腰臀部~下肢
17.2
目の周辺に帯状疱疹が発症した場合は、結膜炎や角膜炎を引き起こす可能性があるため注意が必要です。
また、脇の下に発症した場合は、神経が密集していることもあり、痛みや不快感が強く出る可能性があります。
身体の神経は複雑に繋がっているので、帯状疱疹が発症してしまうと他の部位にも悪影響が出ることもあります。
下記の写真は、腕・腹部に発症した帯状疱疹です。
帯状疱疹の初期症状
帯状疱疹の初期症状として、右半身、左半身のどちらかの神経に沿って、「ピリピリ」「チクチク」「チクチク」と皮膚の痛みや違和感があります。
人によって痛みの感じ方が異なりますが、帯状疱疹である場合は、日に日に痛みが強くなっていきます。
また、他の初期症状に発熱やリンパの腫れがあり、一般的には皮膚症状の前後に起こります。
これらの症状が出た後に、赤いポツポツとした発疹が帯状に現れたら、まずは帯状疱疹を疑いましょう。
帯状疱疹の疑いがある場合は早期受診を
帯状疱疹を発症してしまった場合は、早めの治療が大切です。
症状が出てから3日以内に抗ウイルス薬を内服する必要があるため、放置せずに早期に医療機関を受診することをおすすめします。
帯状疱疹によって神経のダメージが蓄積されると、帯状疱疹後神経痛を発症してしまい、強い痛みが長引く可能性が考えられます。
帯状疱疹の治療にはブロック注射
帯状疱疹は皮膚だけでなく神経にもダメージを与える病気で、治療には「ブロック注射」が有効です。
ブロック注射は神経へのダメージを緩和して血流を良くし、神経の働きを回復させる作用があります。
そのため、帯状疱疹の症状の改善に期待できます。
また、ブロック注射は帯状疱疹後神経痛の予防にも有効です。
ウイルスによって神経に傷跡が残ると、皮膚症状は治った後でも痛みが長期間残ってしまい、帯状疱疹後神経痛を発症させてしまいます。
帯状疱疹後神経痛を発症させないためにも、早期に治療を行いましょう。
帯状疱疹の治療は中村AJペインクリニックで
中村AJペインクリニックでは、帯状疱疹の治療にブロック注射を行っています。
圧倒的な症例数を誇る専門医が、丁寧なカウンセリングをもとに、患者さん一人ひとりに合ったブロック注射を施術します。
また、中村AJペインクリニックのブロック注射は全身に対応可能です。
帯状疱疹は身体のあらゆる部分に発現しますが、ブロック注射で対応できます。
ブロック注射後でもすぐに帰宅できるので、気軽に治療を受けられます。
24時間Webで予約可能なので、帯状疱疹を発症してしまった場合は、すぐに中村AJペインクリニックへご相談ください。
記事監修医師プロフィール
中村AJペインクリニック院長
中村 純
アメリカニューヨーク州コロンビア大学 医学部大学院 卒業
米国外科専門医(災害外科・形成再建外科
日本ペインクリニック学会 専門医
日本整形外科学会 専門医
厚生労働省医政局 麻酔科標榜医