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コラム

2024.10.30

【症例画像あり】足に赤い斑点?症状の原因と病気のサイン

足に赤い斑点が現れる原因は、湿疹や帯状疱疹などさまざまです

本記事では、足に赤い斑点ができる原因と代表的な病気の特徴、治療法について解説し、実際の症例画像も紹介します。

症状が気になる方は、中村AJペインクリニックへお気軽にご相談ください。

足に赤い斑点ができる原因とは?



足に赤い斑点ができる原因はさまざまですが、まずは「かゆみ」の有無に注目することが重要です。

かゆみを伴う赤い斑点は、湿疹や突発性発疹、帯状疱疹などの皮膚トラブルの可能性があります。

一方で、かゆみがない赤い斑点も油断は禁物です。

アレルギー反応または血管の異常によって赤い斑点が現れることもあり、放置しておくと症状が悪化する可能性があります。

蚊に刺されたような軽いケースもありますが、数日以上症状が続く場合は、医療機関での診察が必要です。

足に赤い斑点ができる代表的な病気

足に赤い斑点ができる原因として、いくつかの代表的な病気が考えられます

以下で各症状を簡単に説明します。

診察を受ける判断材料にしていただければ幸いです。

  • 湿疹

紫外線、摩擦、洗剤、アレルゲン、感染などが原因です。

かゆみ、痛み、乾燥、化膿などの症状を伴います。

  • 帯状疱疹

免疫力の低下により、水痘・帯状疱疹ウイルスが再活性化し発症する病気です。

体の片側に赤い斑点・水ぶくれ、ただれ、痛みが現れます。

  • 掌蹠膿疱症

扁桃炎、虫歯、金属アレルギーが原因です。

手のひら・足裏に左右対称の赤い斑点が現れ、かさつき、膿、かゆみを伴い、繰り返し症状が出ます。

  • 薬疹

薬によるアレルギー反応で赤い斑点が出現する病気です。

数日から数週間後に発症する場合があり、発熱、肝臓・腎臓の異常を伴うことがあります。

  • ジベルばら色粃糠疹

ウイルス感染後に腹部・背中に赤い斑点が現れる病気です。

自然に治癒することが多いですが、皮膚科の受診が推奨されます。

  • 食物依存性運動誘発アナフィラキシー

特定の食品を摂取した後に運動することが原因です。

赤い斑点や腹痛、呼吸困難などが生じることがあります。

  • IgA血管炎

風邪の後に発症し、太もも・ふくらはぎにかゆみのない赤い斑点が現れる病気です。

幼児から中学生に多く見られますが、大人では重症化するリスクが高いです。

上記の症状に該当する場合は、医師の診察を受けることが推奨されます。

片側のみに赤い斑点が現れる場合は帯状疱疹かも【画像あり】

片側の足に赤い斑点が現れた場合、帯状疱疹の可能性が考えられます

帯状疱疹は、免疫力が低下したときに水痘・帯状疱疹ウイルスが再活性化して発症する病気です。

前兆として、皮膚にピリピリとした違和感・痛みを感じることがあり、場合によっては目の痛み・頭痛も伴います。

以下は、実際に足に出来た帯状疱疹の画像です。

【画像】足にできた帯状疱疹

帯状疱疹の特徴は、体の片側に赤い斑点と水ぶくれが現れることです。

進行すると、斑点と水ぶくれがただれに変わり、痛みを伴うことが多く、皮膚だけでなく神経にも影響を与えます。

治療が進むと、斑点はかさぶたとなり、感染のリスクはほとんどなくなります。

帯状疱疹は、抗ウイルス薬での治療が一般的です。

しかし、10%の方は帯状疱疹後神経痛と呼ばれる慢性的な強い痛みが残ることがあります。

この場合、ブロック注射での治療がおすすめです。

ブロック注射は神経の痛みを和らげ、血流を改善する効果があります。

帯状疱疹後神経痛以外にも、痛みの強い帯状疱疹にブロック注射は効果的です。

帯状疱疹後神経痛は早期治療で防げる可能性が高まるため、早めの受診を推奨します。

片側の足に赤い斑点が出ていて、画像を見て気になった方は、医師に相談してみましょう。

片側のみ足に赤い斑点ができてしまったら中村AJペインクリニックへ

片側の足に赤い斑点が現れた場合、帯状疱疹の可能性があるため、早めに適切な治療を受けることが大切です

中村AJペインクリニック院長は、日本ペインクリニック学会と日本整形外科学会の専門医です。

帯状疱疹の治療においては、主にブロック注射を用いての治療をしています。

以下では、中村AJペインクリニックでの実際の症例写真を紹介します。

治療を検討する際の参考にしていただければ幸いです。

症例画像

帯状疱疹は、全身のどこにでも発症する可能性があり、片側の足に赤い斑点ができた場合も帯状疱疹の可能性があります

中村AJペインクリニックでは、帯状疱疹に対してブロック注射を用いた治療を行っています。

ブロック注射は、痛みを引き起こす神経に直接アプローチするもので、顔や足など、どの部位にも適用可能な効果的な治療法です。

症状が現れている部位・神経の状態に応じて種類と量が調整されるため、個々の患者様に最適な治療が提供されます。

以下は、中村AJペインクリニックで帯状疱疹でブロック注射を受けた方の症例画像です。

Before


After


痛みの治療だけでなく、症状も緩和されていることが画像を見てわかります。

片側の足の赤い斑点と痛みが気になっている方は、画像を参考にし、ぜひ中村AJペインクリニックでの治療を検討してください。

まとめ



足に赤い斑点が現れる原因にはさまざまな病気が考えられます。

かゆみを伴う斑点は湿疹・帯状疱疹などが疑われますが、かゆみがない場合も注意が必要です。

片側の足に赤い斑点・水ぶくれが現れた場合は帯状疱疹であることが多く、放置すると神経痛が長引くこともあります。

中村AJペインクリニックでは、ブロック注射を用いて痛みを和らげる治療が可能です

片側の足に赤い斑点が現れていて、症例画像を見て気になった方は、ぜひ中村AJペインクリニックへお気軽にご相談ください。

記事監修医師プロフィール

中村AJペインクリニック院長

中村 純

アメリカニューヨーク州コロンビア大学 医学部大学院 卒業
米国外科専門医(災害外科・形成再建外科
日本ペインクリニック学会 専門医
日本整形外科学会 専門医
厚生労働省医政局 麻酔科標榜医