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コラム

2024.10.17

劇的に改善!坐骨神経痛の原因と効果的な治療とは

坐骨神経痛は、お尻から足先にかけての痛み・しびれを引き起こす症状で、日常生活に大きな支障をきたすことがあります。

本記事では、坐骨神経痛の原因と具体的な症状、効果的な治療法について解説し、保存療法・ブロック注射といった痛みを和らげる方法について詳しく取り上げていきます。

坐骨神経痛にお悩みなら、中村AJペインクリニックまで気軽にご相談ください。

坐骨神経痛とは?



坐骨神経痛とは、坐骨神経が圧迫されることで引き起こされる症状の総称です。

坐骨神経痛は特定の疾患名ではなく、神経の圧迫によって、お尻や腰、太ももから足先などに痛みとしびれ、電気が走るような感覚を感じることが特徴です。

痛みの部位と症状は、神経の圧迫される箇所によって異なります。

重症化すると歩行または立ち座りが困難になるほか、日常生活にも支障をきたすことがあり、早期の治療が重要です。

次に、坐骨神経痛の原因と症状について詳しく見ていきましょう。

坐骨神経痛が起こる原因

坐骨神経痛の原因としては、腰部脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニア、梨状筋症候群などの疾患が関与しています。

腰部脊柱管狭窄症は脊柱管が狭くなり、神経を圧迫して痛みを引き起こすもので、特に50歳以上に多く、若い年代でも発症することがあります。

腰椎椎間板ヘルニアは椎間板がつぶれて神経を圧迫し、10〜40代の若い世代に多いです。

梨状筋症候群は梨状筋が坐骨神経を圧迫することにより痛みが生じ、主にスポーツ・事故が原因となります。

上記以外にも、アルコール中毒、糖尿病、骨盤内や脊椎・脊髄のがんなどが坐骨神経を圧迫し、坐骨神経痛を引き起こすことがあります。

坐骨神経痛の症状

坐骨神経痛の症状は個人差が大きいのが特徴です。

主な症状として、お尻、腰、太もも、ふくらはぎ、膝裏、足先にかけて痛みが生じることが多く、痛みの程度・部位も人によって異なります。

また、痛みだけでなく、締めつけ感、灼熱感、冷感などの感覚異常が同じ部位に現れることがあります。

安静時でも強い痛みを感じたり、身体をかがめられないほどの痛み、動作時に鋭い痛みが走ったり、動きにくさ、長時間の立位での痛みも見られたりするため、このような症状が現れた際は、1度医療機関で相談してみましょう。

坐骨神経痛を和らげる治療「保存療法」とは?

坐骨神経痛の治療には、「保存療法」と「手術療法」があります。

「保存療法」は、手術を行わずに痛みを和らげる治療法です。

物理療法や運動療法、薬物療法、ブロック療法などさまざまな方法が存在するため、生活習慣・ライフスタイルに応じて選択することができます。

坐骨神経痛の初期段階または軽度の症状の場合、保存療法を行うことで痛みを軽減し、症状の進行を防ぐことが可能です。

次に保存療法の具体的な治療内容について見ていきましょう。

保存療法は物理療法・運動療法・装具療法・薬物療法などがある

坐骨神経痛の保存療法には、物理療法、運動療法、装具療法、薬物療法といった多様な治療法があります。

物理療法では温熱療法やマッサージ、低周波電気治療などを用いて血行を促進し、痛みを緩和することが可能です。

運動療法は体操・ストレッチを行い筋肉の緊張をほぐし、徐々に筋力を強化することで腰への負担を減らします。

装具療法ではコルセットを使って腰椎を安定させ、痛みを緩和させることが可能です。

薬物療法は薬を使って痛みを和らげ、活動性を高め、筋力低下を防ぐ効果が期待できます。

痛みを早く取るならブロック注射がおすすめ

坐骨神経痛の治療で痛みを早く取りたい場合には、保存療法の一環としてブロック注射での治療が非常に効果的です。

ブロック注射は、局所麻酔または抗炎症剤を神経周囲に直接注入することで、痛みの伝達を一時的に遮断し、強い痛みを短時間で和らげることができます。

自律神経の緊張を和らげ、血行を促進する効果があり、痛みの原因となる物質の体外への排出が助けられます。

ブロック注射は、坐骨神経痛による激しい痛みに悩む方にとって迅速な痛みの軽減を目指す治療です。

注射の効果は個人差がありますが、多くの場合、注射後数時間以内に痛みが緩和されます。

ブロック注射は他の保存療法では坐骨神経痛への効果が見られなかった場合にも有効で、速やかに日常生活の質を改善するための治療としておすすめです。

坐骨神経痛の治療なら中村AJペインクリニックへ

中村AJペインクリニックは、患者の症状に合わせた丁寧な検査と治療を提供しているクリニックです。

中村AJペインクリニックでの坐骨神経痛の治療は、まず患者様の話を詳しく聞き、下肢伸展挙上試験で脚の感覚と痛みの具合を確認し、必要に応じてレントゲン撮影を行った上で診断を確定をします。

治療としては、症状が軽度の場合、痛み止めの内服薬を用いた保存療法を行います。

さらに、中村AJペインクリニックでは整形外科の他にペインクリニックを併設しているため、症状が重度の患者様にはブロック注射での治療も可能です。

施術は短時間で終わり、注射後すぐに帰宅が可能で、車での帰宅も問題ありません。

坐骨神経痛の痛みを早く取り除き、日常生活の質を向上させたい方にとって、中村AJペインクリニックでの治療がおすすめです。

まとめ



坐骨神経痛は、神経が圧迫されることで痛み・しびれが生じる症状です。

本記事では、原因と症状の特徴、効果的な治療方法について解説しました。

坐骨神経痛の治療には、保存療法やブロック注射などの方法があり、症状に応じた適切な治療が重要です。

痛みの軽減と生活の質の向上を目指し、早めの対応を心掛けましょう。

坐骨神経痛でお悩みなら、中村AJペインクリニックに気軽にご相談ください。

記事監修医師プロフィール

中村AJペインクリニック院長

中村 純

アメリカニューヨーク州コロンビア大学 医学部大学院 卒業
米国外科専門医(災害外科・形成再建外科
日本ペインクリニック学会 専門医
日本整形外科学会 専門医
厚生労働省医政局 麻酔科標榜医