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コラム

2024.09.23

これって帯状疱疹の初期症状?帯状疱疹の特徴と兆候を詳しく解説

帯状疱疹の初期症状をご存知でしょうか。

帯状疱疹は、早期発見することで適切な治療を受けやすくなります。

本記事では、帯状疱疹の特徴、初期症状と兆候について詳しく解説していきます。

帯状疱疹の初期症状かもしれないと感じている方は、中村AJペインクリニックにお気軽にご相談ください。

帯状疱疹とは?特徴と原因を詳しく解説


帯状疱疹は、水痘帯状疱疹ウイルスが原因で起こる病気で、片側の皮膚に痛み、発疹が出るのが特徴です。

最初は、体の一部にピリピリとした痛み、かゆみを感じ、その後、赤く小さな発疹が現れます。

発疹は時間が経つと水ぶくれになり、やがてかさぶたができて治っていきますが、皮膚の症状が治まっても、痛みが続くことがあります。

この痛みは「帯状疱疹後神経痛(PHN)」と呼ばれ、特に高齢者、免疫力が低下している方に多く見られる合併症です。

なぜ帯状疱疹が発症するのか?

帯状疱疹は、水ぼうそうと同じ「水痘帯状疱疹ウイルス」が原因で起こります。

このウイルスは日本人成人の約9割が持っており、子どもの頃に水ぼうそうとして初めて感染することが多いです。

水ぼうそうが治った後も、ウイルスは体内の神経節に潜伏し、免疫力が低下したときに再び活動を始めます。

免疫力が低下する原因には、加齢やストレス、病気などがあり、特に50歳以上で発症しやすいです。

実際、80歳までに3人に1人が帯状疱疹を経験すると言われています。

帯状疱疹の初期症状とは?3つの兆候

帯状疱疹の初期症状は、神経に沿った皮膚の痛み、発疹と水ぶくれ、発熱・リンパの腫れが特徴です。

以下より、帯状疱疹の初期症状について詳しく見ていきましょう。

ピリピリ・チクチクとした痛み

帯状疱疹の初期症状としてよく見られるのが、片側の神経に沿って感じる「ピリピリ」「チクチク」とした痛み、違和感です。

この痛みは神経の炎症が原因で、発疹が出る前に現れることが多く、人によっては軽い違和感から強い痛みまで、さまざまな強さで感じられます。

「ピリピリ」「ズキズキ」「ジンジン」といった表現がされることも多く、中には焼け付くような鋭い痛みを感じることもあります。

発疹が出る前の段階では、病気に気づきにくいことがありますが、痛みは徐々に強まり、やがて発疹が現れることが多いです。

痛みは皮膚に関連し、不快感、かゆみを伴うこともあり、特に免疫力が低下している高齢者では、症状が強くなる傾向があります。

発疹と水ぶくれ

帯状疱疹の初期症状として、神経に沿った痛み、違和感の後に発疹が現れることがあります。

発疹は、痛みまたはかゆみを感じる皮膚の部分に、小さな赤い盛り上がりまたは丘疹として出てきて、主に胸や背中、腹部など上半身に集中することが多いです。

顔または目の周りに現れることもあり、その場合は視覚障害などの合併症を引き起こす可能性があるため、特に注意が必要です。

発疹は数日以内に水ぶくれに変わり、透明な液体を含む水疱になります。

水ぶくれは非常に繊細で、破れるとその部分がかさぶたとなり、治癒へ向かいます

しかし、発疹、水ぶくれが治った後でも痛みが続くことがあり、この状態が「帯状疱疹後神経痛(PHN)」と呼ばれる合併症です。

発熱・リンパ節の腫れ

帯状疱疹の初期症状には、痛み、発疹に加えて、発熱とリンパ節の腫れが見られることがあります。

これらの全身症状は、発疹が現れる前後に起こることが多く、ウイルスの活性化に伴う体内の炎症反応が原因です。

発熱は軽度から中度で、免疫システムがウイルスと戦っているサインと言えます。

リンパ節の腫れは、ウイルスに対する免疫反応が起こっている部分に現れるため、帯状疱疹が発症した部位に近い首やわきの下、股関節などでよく確認されます。

発熱とリンパ節の腫れは帯状疱疹の典型的な初期症状の1つですが、他のウイルス性疾患でも見られるため、皮膚に発疹が出ているかなど、他の兆候と併せて確認することが大切です。

帯状疱疹の初期症状を感じたら、中村AJペインクリニックへ早めの受診を

帯状疱疹は、皮膚に発疹が現れるだけでなく、神経にも深刻なダメージを与える病気です。

特に、早期に適切な治療を受けないと、神経に痛みが残り、帯状疱疹後神経痛(PHN)の慢性的な痛みに悩まされるリスクが高まります。

中村AJペインクリニックでは、初期症状の段階でブロック注射を行うことで、神経の痛みを効果的に緩和し、さらなるダメージを防ぐ治療が可能です。

以下より、中村AJペインクリニックでのブロック注射による治療法について詳しく見ていきましょう。

中村AJペインクリニックのブロック注射

中村AJペインクリニックでは、帯状疱疹の痛みに対する治療法としてブロック注射を行っています。

ブロック注射は、神経に直接アプローチし、痛みの緩和とともに症状の改善を促します。

個々の患者様の症状または状態に合わせて、最適な注射の方法が選択されるため、効果的かつ安心して受けられる治療です。

顔、全身のさまざまな部位に適用可能で、帯状疱疹の痛みが軽減されることで、日常生活への早期復帰が期待できます。

まとめ


帯状疱疹は、神経に沿ったピリピリとした痛み、かゆみが初期症状として現れ、その後に発疹、水ぶくれが出ることが特徴です。

発熱、リンパ節の腫れといった全身症状も伴う場合があり、早期の診断と治療が重要です。

中村AJペインクリニックでは、帯状疱疹の痛みに対する効果的な治療としてブロック注射を提供しています。

神経の痛みを和らげ、症状の進行を抑えることで、日常生活への早期復帰が期待できます。

帯状疱疹の初期症状かもしれないと感じている方は、中村AJペインクリニックにお気軽にご相談ください。

記事監修医師プロフィール

中村AJペインクリニック院長

中村 純

アメリカニューヨーク州コロンビア大学 医学部大学院 卒業
米国外科専門医(災害外科・形成再建外科
日本ペインクリニック学会 専門医
日本整形外科学会 専門医
厚生労働省医政局 麻酔科標榜医