肩こりの治療はペインクリニックでできる？治療法について

肩こりがひどいと、日常生活に支障が出てしまうこともあります。

この記事では、何をしても改善されない肩こりでお悩みの方におすすめの治療法についてご紹介します。

なお、中村AJペインクリニックでは、肩こりの症状を緩和できるブロック注射を行っていますのでお気軽にご相談ください。

肩こりを放置するのは危険

肩こりは、こりがある部分に痛みが出たり、重さがあったり、常に緊張している状態から頭痛や倦怠感などが起こる場合もあります。

放置してしまうと、集中力の低下、腕や手までしびれる、頭痛や吐き気がするなど他の症状が出てきてしまうことがあるため、放置するのは好ましくありません。

慢性化してしまっている場合、痛み止めの服用や電気療法などでは改善されない場合もあります。

肩こりの治療法ブロック注射とは？

鎮痛薬が効かないほどの肩こり、電気療法でも効果が出ないという場合、ブロック注射を試してみると効果が出ることがあります。

ブロック注射では、痛む部位に対応する神経や神経の周辺に、局所麻酔薬などの薬液を注射します。

薬液が痛みが発生する情報の伝達を遮断してくれるため、早急に痛みを取り除くことができるのです。

痛みがある部位では、神経が興奮状態にあり筋肉が常に緊張しています。

ここに注射をすると、神経の興奮を落ち着かせてくれて、筋肉の緊張も取り除くことができるため痛みが緩和されていくのです。

ブロック注射と麻酔はどう違うの？

ブロック注射では、局所麻酔薬を注射しますが、手術などで行われる麻酔とどのように異なるのでしょうか。

麻酔の場合、一時的に痛みを止めることができるものなので、麻酔が切れれば痛みが再び出てきてしまうことがあります。

しかし、ブロック注射の場合は、一時的な痛み止めではなく、神経を落ち着かせて痛みの原因に働きかけるように注射するため、少しずつ痛みを和らげていくことが可能です。

痛みの強さを軽減していけるという点が、麻酔との違いです。

ブロック注射はどのように作用するのか

麻酔薬を注射すると、興奮している神経が落ち着いてくれます。

神経が落ち着くと、痛みの原因になる血管や筋肉の収縮もほぐれていき血行が良くなります。

これにより痛みの物質が作られてしまうのを防ぐことができるため、痛みの緩和につながります。

痛みが和らいでいくのは、麻酔薬が切れても血行促進効果が持続するからです。

肩こりのブロック注射はどれくらいで効果が出る？

肩こりのブロック注射の効果の感じ方には個人差があります。

1回で改善すると思われる方もいますが、多くの方は4回から5回繰り返し施術を行うなかで、少しずつ楽になっていくのを実感されます。

ブロック注射で肩こりを治療する場合、基本的に週1回を4回から5回繰り返し、その後は経過をみながら注射を継続します。

慢性的な痛みが続いている場合は、5回以上の回数がかかってしまう場合もあるでしょう。

痛みが強く急性期の状態と判断される場合は、週2回行う方がより効果を得やすいです。

肩こりの神経ブロック注射の種類

肩こりの神経ブロック注射では、星状神経節ブロック注射やトリガーポイント注射が行われることが多い

症状によりブロック注射方法が変わる

肩こりのブロック注射の後の注意点は？

肩こりのブロック注射は、日常生活に支障が出るものではありませんが、注射した後はしばらく安静にするほうが良いです。

個人差があるものの、まれに手足のしびれが出る、気分が悪くなるなどのケースもあるからです。

状態によっては、その後の運転や機械操作は1日避けた方が良い場合もあります。

肩こりのブロック注射で効果が出ない場合もある？

肩こりのブロック注射をすれば劇的に肩こりが解消されると思っている人もいますが、実はそうではありません。

特に慢性化している場合、繰り返しの注射が必要で、途中で辞めてしまうと十分な効果を得られない可能性があります。

ブロック注射を受けたのに効果がないという声をたまに見かけますが、これは途中で辞めている人に多いと言えるでしょう。

稀にブロック注射の適応ではない症例に対して注射を行っている場合もありますが、きちんと診察されていればそのようなことは起こりにくいです。

肩こりのブロック注射は中村AJペインクリニックへ

辛い肩こりの症状を治療したい方は、中村AJペインクリニックへご相談ください。

数多くの患者様の痛みの緩和をブロック注射で行っている実績がございますので、痛みに関する治療はなんでもご相談いただけます。

痛みが辛いという方は、お気軽にご連絡ください。