ブロック注射は毎日打っても大丈夫?間隔や回数の目安を詳しく解説
身体につらい痛みを抱えている方にはブロック注射が有効です。
痛みをすぐに改善したいとブロック注射を検討される場合、「ブロック注射は毎日打っても大丈夫?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ブロック注射が毎日打てるのかどうか、注射の間隔や受ける回数の目安について詳しく解説します。
中村AJペインクリニックでは、経験豊富な医師によるブロック注射が受けられます。
身体の痛みからすぐに解放されたいとお考えの方は、お気軽にお問い合わせください。
ブロック注射は毎日打っても大丈夫?
結論から申し上げますと、身体的には毎日ブロック注射を打っても大丈夫ですが、保険診療の規約上、毎日打つことは難しいと言えます。
以下で詳しく解説していきます。
毎日打つことで身体に悪影響はない
ブロック注射を毎日打ったとしても、身体に悪影響があることはありません。
これは、ブロック注射に使用される局所麻酔薬がごく少量であるためです。
また、身体に悪影響が出ないように、局所麻酔薬の量や注射を打つ場所などを医師が見極めて施術を行っているので、安全に受けることができます。
保険診療上の規約により基本的には週一回
医療面では毎日打っても問題ありませんが、保険診療上の規約によりブロック注射は週に1回までしか受けられないことになっています。
初診時ではブロック注射は月に4回(週1回)と定められており、それ以上受けることはできません。
また、社会保険の場合は治療開始から3ヶ月経つと受けられる回数が月に2回になり、国民健康保険の場合は12ヶ月で同じ制限が設けられます。
中村AJペインクリニックでのブロック注射は健康保険が適用されますので、施術を受ける際は保険証をお持ちください。
保険適用についてご不明な点はお気軽にお問い合わせください。
ブロック注射を打つ間隔の目安について
ブロック注射は毎日打つことはほとんどなく、基本的には週に1回から2週間に1回程度のペースが目安です。
ブロック注射を打つ間隔は患者様の症状の程度によって違ってきますが、一般的に重症の場合は間隔が短く、軽症になると長くなる傾向にあります。
ブロック注射には回数制限はないため、症状が改善されるまで、何度も受けることができます。
ブロック注射の効果は一時的なものではない
実は、ブロック注射に使用される局所麻酔薬の持続時間は数時間程度しかありません。
しかし、ブロック注射は単なる痛み止めの効果だけではなく、痛みの悪循環を断ち切る働きがあるため、麻酔の持続時間以上に痛みを抑えることができます。
痛みは筋肉が緊張状態になることで血行が悪くなり、神経や筋肉に栄養や酸素が届きにくくなることで起こります。
ブロック注射によって一時的に神経の興奮状態を抑え、血行を改善することで、痛みを起こりにくくする効果が期待できるのです。
何回くらい続けるべき?
ブロック注射の回数は、症状や痛みの程度によって違ってきますが、5回程度続けて受ける場合が多いです。
ブロック注射は1回で症状が改善されることもありますが、基本的に回数を重ねることで効果を実感できる治療法です。
回数を重ねるごとに効果の持続期間が延びていく傾向があるため、医師と相談の上、何度か治療を続けることをおすすめします。
つらい痛みにお悩みの方は中村AJペインクリニックへ
ブロック注射は保険診療上の規約により、毎日受けることはできませんが、1週間に1回程度の治療で十分な効果が期待できます。
ブロック注射を打つ間隔や回数は患者様の状態によって違うため、医師による適切な判断が必要です。
中村AJペインクリニックでは施術数20万件以上を誇る経験豊富な医師が治療を行っています。
長年の経験を元に、患者様に合わせた治療を行っていますので、安心してブロック注射を受けていただけます。
つらい痛みにお悩みの方は中村AJペインクリニックへお問い合わせください。
記事監修医師プロフィール
中村AJペインクリニック院長
中村 純
アメリカニューヨーク州コロンビア大学 医学部大学院 卒業
米国外科専門医(災害外科・形成再建外科
日本ペインクリニック学会 専門医
日本整形外科学会 専門医
厚生労働省医政局 麻酔科標榜医