医院名:中村AJペインクリニック - 24時間WEB予約可能 ペインクリニック・整形外科・美容診療・片頭痛・肩こり・ヘルニア・花粉症・ブロック注射・腰痛
TEL:06-6251-2012 
住所:大阪府大阪市中央区西心斎橋一丁目1番10号プレリー心斎橋4F

コラム

2024.05.18

ブロック注射の回数に制限はない?ブロック注射を複数回受ける時に、気になる疑問を医師が解説!!

ブロック注射は、痛みを感じている部分の神経の近くに局所麻酔薬を注射して、痛みを遮断する治療法です。

ブロック注射で局所麻酔薬を注射することにより、筋肉の緊張と神経の興奮状態を鎮めることができ、痛みの原因となる部分の根本治療にもつながります。

ブロック注射は、1回の注射で治ってしまうこともありますが、痛みの強い状態にも有効に働くことから、複数回注射を行って治療していくことが多いです。

現在通院中の方の中でも、「いつまでブロック注射をするのだろう?」「何度も打っても大丈夫かな」などと気になっている方もいるのではないでしょうか。

今回はそのような疑問に対して解説していきたいと思います。

中村AJペインクリニックでは、普段のカウンセリングの中でもこれらの疑問について相談できますのでお気軽にお尋ねください。

ブロック注射の回数について


ブロック注射の回数については、注射の種類や、患者様の持つ痛みの状態、重症度によって差があります。

例えば、ペインクリニックで行われる代表的なブロック注射である硬膜外ブロック注射では、ぎっくり腰などの急性腰痛などでは、1,2回の注射でよくなる場合もあります。

しかし、腰痛の原因となる椎間板ヘルニアなどで硬膜外ブロック注射をされる方は、1週間おきに1回の注射を5回前後を目安に行うことが多く、複数回にわたって通院される方が多いです。

ブロック注射の回数は個人差がある

ブロック注射の回数や頻度については、個人によって差があります。

持っている痛みの程度や疾患の状態が、軽症であればあるほど、ブロック注射の効果が出やすく、注射の回数も少なくなる傾向にあります。

逆に痛みが強く、持っている疾患が重症であれば効果の持続時間が短く、治癒までに注射する回数も多くなってしまうのです。

現在痛みの症状があって困っている人は、早めにペインクリニックに受診することで、通院回数や効果の出方が変わってくる可能性がありますので、早めにご相談いただくことをお勧めします。

ブロック注射は何回打ってもいいの?

ブロック注射で使用する局所麻酔薬の量はごく少量です。

同じブロック注射を高頻度注射しても、身体への影響は非常に少なく、身体的な影響を考えても注射の回数に制限はありません。

ただし、保険適用の回数においては制限がありますので、クリニックへお尋ねください。

まとめ


ブロック注射は、薬物療法や電気治療などの他の治療法が効かないような身体の痛みが強い人にも効果的な治療法であることから、複数回通院し注射を行う人も少なくありません。

基本的に、ブロック注射は何度注射しても、身体への影響は少なく、安全性の高い治療法といえます。

ただ、しっかり効果が出ていれば、回数を重ねるほど効果の持続時間が長くなり、身体の痛みも軽減されるので、ブロック注射をずっと打ち続けるということはありません。

回数を重ねても効果が変わらない場合には、別の種類のブロック注射や他の治療法を検討するなど、患者様の状態を確認しながら最適な治療法を専門医が選択していきます。

中村AJペインクリニックでは、施術数が今までで20万件以上と豊富なペインクリニック専門医が治療を行っているので安心して施術を受けることができます。

また、完全予約制で治療時間も短く、アクセスもよいので複数回の通院となった場合でも支障が少なく通いやすくなっています。

記事監修医師プロフィール

中村AJペインクリニック院長

中村 純

アメリカニューヨーク州コロンビア大学 医学部大学院 卒業
米国外科専門医(災害外科・形成再建外科
日本ペインクリニック学会 専門医
日本整形外科学会 専門医
厚生労働省医政局 麻酔科標榜医