その痛み、もしかして椎間板ヘルニア?適切な治療法で日常生活への影響を最小限に!
突然の背中や腰の痛み、それはもしかすると椎間板ヘルニアかもしれません。
この記事では、椎間板ヘルニアの基礎知識から効果的な治療方法まで詳しく紹介します。
痛みと上手に付き合いながら、健やかな毎日を目指すための第一歩を踏み出しましょう。
また、椎間板ヘルニアでお困りの方は、ぜひ中村AJペインクリニックにご相談ください。
椎間板ヘルニアとは?
椎間板ヘルニアとは、背骨を構成する一連の椎骨の間にあるクッション材、すなわち椎間板が変位したり破損したりすることにより、近くの神経を圧迫し、激しい痛みやしびれを引き起こす症状です。
椎間板ヘルニアは首から腰にかけての体のどの部分にも発生し、発生場所に応じて頚椎、腰椎、胸椎椎間板ヘルニアと分類されます。
椎間板ヘルニアの原因は?
椎間板ヘルニアは、加齢による自然な経過に伴う摩耗や損傷が主な原因とされています。
年齢が増すにつれて私たちの身体は徐々に老化し、この変化は避けがたいものでしょう。
椎間板はこの老化過程で特に影響を受けやすく、その結果としてヘルニアが発生することがあります。
しかし、加齢だけが原因ではありません。
私たちの日々の姿勢や習慣が脊椎への負担を増やし、椎間板ヘルニアの危険を確実に高めています。
例えば、猫背や長時間同じ姿勢を保つこと、重労働や反復的な動作、さらには喫煙が挙げられます。
特に重労働や同一動作の繰り返しは、椎間板に大きな負荷をかけるので、今すぐにでも控えましょう。
これらの原因を理解して適切な対策を実践することで、椎間板ヘルニアの心配がない充実した健康生活を送りましょう。
椎間板ヘルニアの治療法とは?
椎間板ヘルニアの治療法はさまざまです。
- 薬物療法
- リハビリ
- 注射
以上のような治療法を主に、自分に適した治療法を探しましょう。
薬物療法
「薬物療法」は非常に一般的な選択肢の1つです。
椎間板ヘルニアによる痛みを和らげるため、主に非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)、鎮痛薬、そして痛みを管理する特定の薬剤が用いられます。
しかし、人によって合う薬、合わない薬があり、体の具体的な状態や他の健康問題、例えば腎臓や肝臓の疾患がある場合、特定の薬剤は使用できません。
このような背景から、椎間板ヘルニアの治療では医師の指示に従って治療していきましょう。
リハビリ
椎間板ヘルニア治療における「リハビリ」は、運動療法やストレッチ、電気治療や超音波治療などの物理療法を含む重要な方法です。
これらの治療は筋肉を強化し、痛みを和らげることを目的としており、特に軽度の痛みがある方に推奨されます。
医師の指示に従いながら、痛みが軽い方はリハビリから検討してみてください。
注射
ここで言う注射とは、いわゆるブロック注射を指します。
この治療法では、局所麻酔薬や抗炎症作用を持つステロイド剤を痛みの源である神経やその周囲に直接注入します。
これにより、痛みを感じる神経の活動を一時的に止めることができ、患部の痛みや周囲の筋肉の緊張の緩和が可能です。
ブロック注射は、ただ痛みを和らげるだけでなく、痛みの原因を特定する診断の役割も果たします。
また、ブロック注射は慢性化した痛みを管理する手段として有効です。
慢性的な痛みは、筋肉の過緊張や血流不良を引き起こし、さらに痛みを悪化させる悪循環を生み出します。
その悪循環をブロック注射で断ち切り、神経の過敏性を減少させることで慢性的な痛みが落ち着きます。
ブロック注射は治療効果が比較的早く現れ、より速やかに日常生活への復帰を目指せる方法といえるでしょう。
椎間板ヘルニアの治療なら中村AJペインクリニックへ
椎間板ヘルニアでお悩みの方は、中村AJペインクリニックでの専門的な治療をご検討ください。
まずは、下肢伸展挙上試験やレントゲン撮影を通して、症状の確定診断を行い、一人一人の状態に最も適した治療プランを提案します。
中村AJペインクリニックは経験豊富な医師が施術をしてくれるため、安心安全に治療が受けられます。
ブロック注射の治療後は、すぐに帰宅ができるので忙しい人でも気軽に受けられる治療法です。
ブロック注射で痛みが痛みが和らげば、次は正しい姿勢を保つための運動療法へと移行し、再発防止のサポートをしてくれます。
また、診察は予約制を取っているため、待ち時間が少なく、診察から治療、帰宅までスムーズです。
椎間板ヘルニアによる痛みやしびれでお悩みの方は、中村AJペインクリニックへぜひご相談ください。
まとめ
椎間板ヘルニアは、背骨の椎間板が変位や破損することで神経を圧迫し、痛みやしびれを引き起こす病状です。
加齢、不適切な姿勢、過重労働などが原因で発生します。
治療法は薬物療法、リハビリ、ブロック注射などがあり、個人の状態に応じた治療法を選択しましょう。
人によって合う合わないがあるため、症状を放置せずに早めに専門の医療機関への相談が推奨されます。
もし痛みでお困りな方は、中村AJペインクリニックまでお気軽にご相談ください。
記事監修医師プロフィール
中村AJペインクリニック院長
中村 純
アメリカニューヨーク州コロンビア大学 医学部大学院 卒業
米国外科専門医(災害外科・形成再建外科
日本ペインクリニック学会 専門医
日本整形外科学会 専門医
厚生労働省医政局 麻酔科標榜医