医院名:中村AJペインクリニック - 24時間WEB予約可能 ペインクリニック・整形外科・美容診療・片頭痛・肩こり・ヘルニア・花粉症・ブロック注射・腰痛
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コラム

2024.01.28

帯状疱疹に効く薬は?病院に行くときのポイントやおすすめクリニックも紹介

帯状疱疹は水ぼうそうと同じように、ヘルペスウイルスを原因として発症する病気です。

皮膚がピリピリするような痛みを感じ、時間の経過とともに赤みや水疱形成などの症状が見られます。

場合によっては全身に水痘のような発疹や、顔面神経麻痺、視力障害が起こることもあり、迅速かつ適切な治療を受けることが大切です。

今回は、つらい症状を防ぐために使用すべき帯状疱疹の薬について、種類や服用期間、注意点など詳細を解説していきます。

併せて、薬をもらうために病院に行く際に注意すべきポイントやおすすめのクリニックについてもチェックしておきましょう。

帯状疱疹とは

帯状疱疹とは、水痘・帯状疱疹ウイルス(別名:ヘルペスウイルス)により、帯状にピリピリとした痛み、赤い斑点、水ぶくれが発生する病気です。

発症時は1週間程度の痛みが続いた後、赤い斑点が現れてから小さな水ぶくれが発生します。

徐々に透明な水ぶくれに、黄色い膿が見られるようになり、2〜3週間後に自然とやぶれてかさぶたとなった後、剥がれる形で元に戻っていきます。

幼少期に水疱瘡にかかったことがある方は、発症の可能性があるため注意が必要です。

強い痛みや多数の水ぶくれを伴うなど、日常生活に支障が出るほどの症状が出る方もいるため、無理をしないようにしましょう。

帯状疱疹を悪化させずに改善するには、薬による早期の治療が重要です。

痛みを放置していると帯状疱疹後神経痛を起こす可能性が高いです。

発疹が出てから3日以内の薬の投与により、合併症や重症化を防ぐ効果があります。

上記のような症状が出たら、速やかに病院に来院し、薬を服用するようにしましょう。

帯状疱疹に使用する薬

帯状疱疹の治療には「抗ヘルペスウイルス薬」を使用します。

帯状疱疹を発症すると市販薬での治療は難しいため、病院にて受診の後に最適な薬をもらいましょう

帯状疱疹に対して処方される薬は、飲み薬や塗り薬があり、他の治療法も効果的だと言われています。

下記で帯状疱疹に効く薬、治療法の詳細を確認していきます。

帯状疱疹に効く飲み薬

帯状疱疹の治療に使用される飲み薬は、

  • ゾビラックス(成分:アシクロビル)
  • バルトレックス(成分:バラシクロビル)
  • ファムビル(成分:ファムシクロビル)
  • アメナリーフ(成分:アメナメビル)

などがあります。

どれも水痘・帯状疱疹ウイルスの増殖を抑える働きのある成分が含まれており、帯状疱疹の治療に効果的な薬です。

上記のような薬の一般的な服用期間は7日間とされています。

薬を服用している途中で症状が治まる可能性もありますが、受診時の医師の指示に従って服用を続けましょう。

その他治療法

上記の飲み薬や塗り薬の使用以外にも、帯状疱疹の症状を和らげる方法は複数あります。

特に重症の場合には、抗ヘルペスウイルス薬の点滴静注や神経ブロック、鎮痛剤の投与などを行うことが多いです。

帯状疱疹の症状の重さは人によって違いますが、夜も眠れないほど強い痛みが続いてしまうことがあります。

そういった場合は早めに医師に相談し、鎮痛剤や、神経ブロックなどで痛みの伝達を遮断するとよいでしょう。

帯状疱疹に効く薬の副作用

帯状疱疹の薬については、副作用は少ないと言われています。

帯状疱疹の薬のほとんどが腎臓から排泄されるため、腎機能が低下している方は注意が必要です。

上記でも紹介しているアメナリーフについては、腎機能による影響が少ないと言われています。

副作用や腎機能に不安がある方は、その旨を医師に相談してみると、症状の重さと合わせて、納得できる治療法を提案してもらえるでしょう。

帯状疱疹の病院の選び方

帯状疱疹の治療の際は、自分にあった病院を選びましょう。

病院を選ぶときの重視すべきポイントは下記の通りです。

  • 距離の近さ
    皮膚症状が出ており他人の目が気になる場合や、痛みが酷く日常生活に支障をきたしている場合
  • 帯状疱疹に関する知見の多さ
    各病院・クリニックのホームページを確認するなどして調査可能

上記を踏まえたおすすめの医療機関として、一人ひとりの痛みや症状に対して、オーダーメイドの治療を施してくれるペインクリニックがあります。

可能であれば、ペインクリニックを探して受診すると最適な治療を受けることができるでしょう。

帯状疱疹の治療には中村AJペインクリニック

帯状疱疹の治療には、中村AJペインクリニックがおすすめです。

人によって症状の重さが違い、痛みが残ることもある帯状疱疹には、豊富な経験を持つ医師に相談し、最適な治療を受けることが大切です。

中村AJペインクリニックには、多くの知見を持つ医師が在籍しています。また、様々な治療オプションも提供可能です。

下記で詳しく確認しましょう。

帯状疱疹に関する知見が豊富

中村AJペインクリニックに在籍する医師は、帯状疱疹の治療にあたっての知見が豊富であり、安心して任せられるクリニックです。

皮膚症状や痛みの軽減に最適な治療法を提案してもらえるでしょう。

特におすすめなのが、痛みを伴う帯状疱疹の治療です。

痛みの軽減に効果的な治療法の一つである神経ブロック注射は施術数が20万件以上と非常に多いため、少しでも痛みがあるときは中村AJペインクリニックで受診するとよいでしょう。

神経ブロック注射も可能

中村AJペインクリニックでは、服薬治療はもちろん、神経ブロック注射のオプションが多く用意されており、迅速につらい症状を改善できます。

帯状疱疹は顔を含めた全身に症状が現れる可能性がある疾患です。それぞれの部位に適した注射方法があります。

下記のようにオプションが豊富に用意されており、状態や場所などから適切なものを選択できる中村AJペインクリニックは、帯状疱疹の治療に最適なクリニックと言えるでしょう。

部位 注射方法
星状神経節ブロック
三叉神経ブロック
首・上肢 星状神経節ブロック
頸部硬膜外ブロック
胸・背中 胸部硬膜外ブロック
肋間神経ブロック
下肢 腰部硬膜外ブロック
お尻 仙骨ブロック

中村AJペインクリニックの治療症例

中村AJペインクリニックで行った帯状疱疹の治療例をご紹介します。

ブロック注射による治療の進展を、写真とともにお見せします。

まず、治療から4カ月経過した時点の状態です。

帯状疱疹 治療後4カ月後の写真(腕)

帯状疱疹 治療後4カ月後の写真(腹部)

この時点では、まだ皮疹や赤みが見られます。

次に、5カ月後の様子をご覧ください。皮膚の隆起が減少し、改善が進んでいることがわかります。

帯状疱疹 治療後5カ月後の写真(腕)

帯状疱疹 治療後5カ月後の写真(腹部)

そして、7カ月後の写真では、皮疹が完全に消失し、症状もすっかり消えています。

帯状疱疹 治療後7カ月後の写真(腹部)

帯状疱疹 治療後7カ月後の写真(腕)

痛みは完全になくなり、肌の回復も順調で、ごくわずかな色素沈着のみが残っています。

ブロック注射は、神経痛の軽減に優れた効果を持ち、帯状疱疹後の神経痛の予防や症状の緩和に非常に有効であることが明らかになっています。

安心できるクリニックで帯状疱疹を早く治そう

帯状疱疹の治療には、抗ヘルペスウイルス薬の服用を行うのが一般的です。

症状が重い場合は鎮痛剤や神経ブロックなどの治療を施す必要もあるため、市販薬に頼るのではなく、来院して治療するとよいでしょう。

最適な治療を選択して早めに症状を和らげるためには、信頼できるクリニックへの来院がおすすめです。

中村AJペインクリニックは経験豊富な医師も在籍しており、治療法のオプションも豊富なため、最適な治療法で症状を改善できるでしょう。

帯状疱疹の症状が出た場合は、速やかに来院予約をしてみてくださいね。

記事監修医師プロフィール

中村AJペインクリニック院長

中村 純

アメリカニューヨーク州コロンビア大学 医学部大学院 卒業
米国外科専門医(災害外科・形成再建外科
日本ペインクリニック学会 専門医
日本整形外科学会 専門医
厚生労働省医政局 麻酔科標榜医