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コラム

2024.01.10

椎間板ヘルニア腰の兆候を見逃すな!知っておくべき症状と対応策

その腰の痛みは、もしかしたら椎間板ヘルニアの症状ではないでしょうか。

日々の動作や姿勢が原因で発症することもあり、早期発見が重要です。

この記事では、腰椎椎間板ヘルニア腰の症状やそれが引き起こす他の病気、そして保存療法と手術療法による治療法を解説します。

この情報を得ることで、あなたの悩みに対する理解が深まり、適切な対処が可能です。

健康な毎日を取り戻すための一歩を、この記事と共に踏み出しましょう。

椎間板ヘルニア腰についてお悩みの方は、中村AJペインクリニックまでお気軽にご相談ください。

腰椎椎間板ヘルニア腰とは?

腰椎椎間板ヘルニア腰は腰部分の椎間板が損傷し、神経を圧迫することで起こる症状です。

人間の脊椎は、多数の椎骨で構成されており、具体的には頚椎(7個)、胸椎(12個)、腰椎(5個)に分かれており、これらの椎骨の間には、椎間板というクッションのような構造が存在し、脊椎の運動性を高めるとともに衝撃を吸収します。

しかし、この椎間板が老化や過度の負荷により損傷すると、内部の髄核が外に飛び出して神経に接触する状態になり、強い痛みやしびれを引き起こすことがあります。

椎間板ヘルニアは特に腰椎部分で発生しやすく、その結果「腰椎椎間板ヘルニア腰」と呼ばれる状態になります

日常生活での不適切な姿勢や重い物の持ち方、長時間の座り仕事などが原因で発症することも多いため、予防としてこれらの習慣に注意することが重要です。

なぜ起こる?日常生活での原因

腰椎椎間板ヘルニア腰は椎間板が突出し、脊髄や神経根を圧迫することで痛みやしびれなどの症状を引き起こしている状態です。

腰椎椎間板ヘルニア腰が起こる主な原因は、日常生活におけるさまざまな習慣や行動にあります。

特に重要なのは、私たちの姿勢と身体の使い方です。

長時間の座り仕事や運転、そして重い物を不安定な恰好で持ち上げることが、腰部分に過度のダメージを与え、椎間板への負担を高めてしまいます。

また、加齢による自然な摩耗だけでなく、激しい運動や長時間の姿勢の維持によっても引き起こされることがあります。

健康的な生活習慣や適切な体の使い方、定期的な運動などは腰椎椎間板ヘルニア腰のリスクを減らすのに役立つでしょう。

腰椎椎間板ヘルニア腰が原因で起こる病気

腰椎椎間板ヘルニア腰は、単に腰痛の原因としてのみならず、さまざまな他の病気の引き金となることがあります。

この状態が長期間続くと神経の圧迫や損傷によって、足のしびれや筋力低下、さらには歩行障害を引き起こす可能性があります。

神経根症候群は、腰椎椎間板ヘルニア腰によって最も一般的に見られる合併症の1つです。

この症状は坐骨神経痛と誤解されることがありますが、原因となる神経の圧迫部位によって異なる特徴を持ちます。

また、腰椎椎間板ヘルニア腰は慢性の痛みや不快感を引き起こし、日常生活の質を大きく低下させることがあります。

慢性的な痛みは睡眠障害やうつ病、不安障害などの精神的な問題を引き起こすこともあり、全体的な健康状態に影響を与えるため、早期治療が重要です。

腰椎椎間板ヘルニア腰の治療方法(保存療法と手術療法)

腰椎椎間板ヘルニア腰の治療は、患者の症状や生活の質に大きく影響します。

この病気には、保存療法と手術療法の2つの治療方法が有効です。

保存療法は症状を和らげ、日常生活への復帰を目指す非侵襲的なアプローチを指します。

一方、手術療法は保存療法で十分な改善が見られない場合に適用されるより積極的な治療です。

どちらの方法も、患者の状態やニーズに合わせて適切に選択され、効果的な治療計画が立てられます。

以下では、これらの治療法を紹介します。

保存療法

保存療法は、腰椎椎間板ヘルニア腰の治療において重要な役割を果たします。

この方法には、主に次の3つのアプローチが含まれます。

1.神経ブロック

神経ブロックとは、患者さんが経験する強い痛みを緩和するために用いられる方法です。

痛みがある箇所に、局所麻酔剤やステロイド薬を直接注射することで、痛みを和らげます。

2.薬物療法

薬物療法では、痛みを軽減するために非ステロイド性消炎鎮痛薬や筋弛緩薬が使用されます。

これらの薬は患者の痛みを管理し、日常生活での不快感を軽減するのに役立ちます。

3.理学療法

痛みが軽減された後、患者さんの筋力を強化し、身体機能を回復させるための体操や運動が行われます。

また、特定の医療器具を使用して身体を「牽引」することで、脊椎にかかる圧力を緩和し、症状の改善を促します。

手術療法

手術療法は、保存療法による改善が見られないまたは特定の症状がある場合に検討されます。

これには、慢性的な痛みの解消が困難な場合や脚の麻痺が発生している場合または日常生活に重大な支障がある場合などが含まれます。

特に、排尿や排便に障害が生じている場合は48時間以内の緊急手術が推奨されています。

手術療法には、主に次の3つのアプローチが含まれます。

1.後方椎間板切除術

後方椎間板切除術とは背中側から切開を行い、ヘルニア部分を取り除く手術です。

患部への直接的なアプローチを可能にし、圧迫された神経の圧力を解放します。

2.椎間固定術

椎間固定術は、特に腰痛が重い場合に適用される方法です。

金属やその他の素材を使用して脊椎を固定し、安定性を高めます。

多くの場合、この手術は後方椎間板切除術と同時に行われます。

3.経皮的椎間板療法

経皮的椎間板療法は、背中を切開せずにヘルニアを除去する方法です。

ただし、特定のタイプのヘルニアに限定され、レーザーを使用する場合は健康保険の適用外になることもあります。

中村AJペインクリニックで行っている治療方法

中村AJペインクリニックでは、腰椎椎間板ヘルニア腰の治療において、患者一人一人に合わせた独自のアプローチを取り入れています。

まず、症状と話を詳しく聞き、下肢伸展挙上試験を通じて脚の感覚などを丁寧に調べます。

これにより、正確な診断と治療計画の策定が可能です。

中村AJペインクリニックでの腰椎椎間板ヘルニア腰の治療は、主にブロック注射です。

ブロック注射とは、圧迫された神経の周囲に直接麻酔薬を注入し、痛みや炎症を抑え、過敏になった神経を落ち着かせることで、痛みの再発を防ぎます。

ブロック注射後には正しい姿勢を楽にとれるように、専門的な運動療法の指導もしてくれます。

中村AJペインクリニックの院長は、豊富な症例経験を持ち、専門知識が高いことで知られています。

この背景から、ブロック注射を初めて受ける方も信頼して治療を受けることができるでしょう。

さらに、24時間対応のWEB予約システムを利用することで、患者様はいつでも手軽に予約が可能です。

中村AJペインクリニックでは、早期の受診が重要と考え、症状の悪化を防ぐための迅速な対応を心掛けています。

まとめ

この記事では、腰椎椎間板ヘルニア腰の症状や原因、治療法(保存療法と手術療法)について詳しく解説しました。

日常生活での不適切な姿勢や行動が原因で発症する可能性があるため、予防としてこれらの習慣に注意することが重要です。

椎間板ヘルニア腰は、足のしびれや筋力低下など他の病気を引き起こす可能性もあるため、早期発見と治療が不可欠です。

中村AJペインクリニックでは、患者一人一人に合わせた治療を提供し、健康な毎日を取り戻すためのサポートを行っています。

腰椎椎間板ヘルニア腰でお悩みの方は、ぜひ中村AJペインクリニックにご相談ください。

記事監修医師プロフィール

中村AJペインクリニック院長

中村 純

アメリカニューヨーク州コロンビア大学 医学部大学院 卒業
米国外科専門医(災害外科・形成再建外科
日本ペインクリニック学会 専門医
日本整形外科学会 専門医
厚生労働省医政局 麻酔科標榜医