腰椎椎間板ヘルニアの手術後、仕事復帰まではどれくらい?再発についても解説
腰椎椎間板ヘルニアの手術後、仕事復帰までにかかる期間は平均1.6か月です。
ただし、仕事復帰までにかかる期間は職種により異なります。
本記事では、腰椎椎間板ヘルニアの手術後、仕事復帰までにかかる期間と再発リスクについてまとめました。
再発防止に効果的なセルフケアや痛みを抑える方法も紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。
大阪で腰椎椎間板ヘルニアのクリニックをお探しの方には、痛みを抑える効果が高い神経ブロック注射を行える、中村AJペインクリニックをおすすめします。
施術は経験と知識が豊富な院長が行いますし、症例数も20万件を超えているため、初めて神経ブロック注射を打つ方でも安心です。
腰椎椎間板ヘルニアの痛みでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
腰椎椎間板ヘルニアの手術後、仕事復帰までかかる期間は平均1.6ヶ月
腰椎椎間板ヘルニアの手術後、仕事復帰までにかかる期間は平均1.6か月です。
ただし、仕事復帰までにかかる期間は職種により異なるため、注意しましょう。
サービス業は仕事復帰までに2.9か月、農林・漁業は2.6か月かかったというデータもあります。
腰椎椎間板ヘルニアの手術を行う際は、事前に仕事復帰までの目安期間を医師に相談しておきましょう。
腰椎椎間板ヘルニアの症状について詳しくはこちらも参考にしてください。
腰椎椎間板ヘルニアの主な手術方法
腰椎椎間板ヘルニアの主な手術方法は、次のとおりです。
- 飛び出した椎間板を切除する手術
- 椎骨を金属で固定する手術
- 椎間板内酵素注入療法
椎間板内酵素注入療法は、薬剤の投与のみで腰椎椎間板ヘルニアを治療できるため、手術に抵抗がある方におすすめです。
腰椎椎間板ヘルニアの手術方法について、詳しく解説します。
飛び出した椎間板を切除する手術
腰椎椎間板ヘルニアの手術では、飛び出してしまった椎間板を切除する方法が一般的です。
椎間板を切除する際は手術用顕微鏡や内視鏡を用いて、極力体に負担をかけないよう配慮しながら行われます。
傷跡は1~2cmほどと小さく、術後の痛みも軽い傾向にあります。
ただし、手術は少なからず体に負担をかけるため、手術を受けるべきか医師にしっかりと相談して決めましょう。
椎骨を金属で固定する手術
腰椎椎間板ヘルニアの手術では、飛び出している椎間板を切除したあとに、椎骨を金属で固定する場合もあります。
基本的には、飛び出た椎間板の切除のみで済むケースが多い傾向にあります。
椎間板内酵素注入療法
椎間板内酵素注入療法は、腰椎椎間板ヘルニアの新しい治療方法です。
薬剤を注入して髄核の水分を抑え、ヘルニアを縮小させることで、痛みやしびれなどの症状を緩和します。
傷口は注射痕のみで、手術は傷跡が残りそうで抵抗がある方でも比較的安心です。
椎間板内酵素注入療法では、半日〜1日または1〜2日ほどの入院で済みます。
仕事や家庭の事情で長期間入院できない方は、椎間板内酵素注入療法を検討してみましょう。
ただし、ヘルニアの形や発症部位によっては、椎間板内酵素注入療法が適応外になる場合もあります。
腰椎椎間板ヘルニアの手術後、退院2週間で増悪することもある
腰椎椎間板ヘルニアの手術後に退院2週間ほどで症状が悪化する場合もあるため、注意が必要です。
手術を受けた122名のうち10名に、退院後の症状悪化が認められたという報告もあります。
座る際や物を持ち上げる際に困難だと実感することが多く、座る際に困難だと感じていたケースでは全例の症状悪化部位が腰部でした。
なお、術後早期に腰椎椎間板ヘルニアを再発するケースもあります。
腰椎椎間板ヘルニアの再発を防ぐためにも、医師の指導をきちんと守りましょう。
職場復帰が早すぎると再発のリスクが高まる
手術後、職場復帰が早すぎると腰椎椎間板ヘルニアの再発リスクが高まるため、無理をしないよう注意が必要です。
実際、手術後に座ることや物を持ち上げることが困難だと感じていた例では、腰痛の悪化と早期の職場復帰が関与していると考えられています。
なお、手術後に物の持ち上げることが困難になっていた症例では、全例が職場復帰していました。
腰部に負担がかかる仕事をしている方は、職場復帰のタイミングを医師に相談しましょう。
腰椎椎間板ヘルニアの再発防止に効果的なケア方法
腰椎椎間板ヘルニアの再発防止に効果的なセルフケアは、次のとおりです。
- 姿勢を正し、長時間座ることを避ける
- インナーマッスルを鍛える
- 生活習慣を改善し体重を落とす
腰椎椎間板ヘルニアの再発は、適切な生活指導と運動療法により予防できる可能性があります。
ただし、セルフケアにより症状が悪化した場合はすぐに中断し、痛みが続くようであればクリニックを受診しましょう。
腰椎椎間板ヘルニアの再発防止に効果的なセルフケアについて、詳しく解説します。
姿勢を正し、長時間座ることを避ける
腰椎椎間板ヘルニアの再発を防止するためには、座る際の姿勢を正し、長時間座ることを避けましょう。
良くない姿勢で長時間座っていると腰に負担がかかり、腰椎椎間板ヘルニアが再発してしまいます。
自身の体格に合う机や椅子を選び、次のような姿勢で座りましょう。
上記の画像では、椅子にランバーサポートというクッションを設置し、座布団も敷いています。
座面と背もたれの角度を110°にすると腰に負担がかかりにくいため、意識してみましょう。
仕事の都合で長時間座ることを避けられない場合は、1時間ほど座り続けたら休憩を挟むことが大切です。
1時間経ったら椅子から離れ、体を伸ばしたり水分を摂ったりしましょう。
インナーマッスルを鍛える
腰椎椎間板ヘルニアの再発防止には、腹筋と背筋の深部にあるインナーマッスルを鍛えることも大切です。
インナーマッスルが鍛えられると、腰への負担が少ない姿勢を保てるようになります。
とくに鍛えるべき筋肉は腹横筋と多裂筋で、鍛え方は次のとおりです。
- 腹横筋の鍛え方
- 仰向けで寝転がり、膝を90度に曲げる
- へその下に両手を添え、お腹を膨らませる
- 鼻から息を吸い、口から10秒かけてゆっくりと息を吐く
- 1日3分ほど上記の呼吸法を行う
- 多裂筋の鍛え方
- 四つん這いになり、手が肩の真下にくるようにする
- 片方の足をゆっくりと床から離し、まっすぐ伸ばす
- 床から離した足と反対側の手を床から離し、まっすぐ伸ばす
- 腰が反らないように鏡で姿勢を確認しながら、10秒間キープする
いずれのトレーニングも、腰が痛いときは行わないようにしましょう。
腰が痛いときに無理してインナーマッスルを鍛えると、痛みが悪化する恐れがあります。
生活習慣を改善し体重を落とす
腰椎椎間板ヘルニアの再発防止には、生活習慣の改善とダイエットも欠かせません。
煙草を吸っている方は、血流が悪化して椎間板が変形する恐れがあるため、禁煙を始めましょう。
日本整形外科学会の発表によると、若年者は喫煙により腰痛を引き起こしやすいとされています。
20代のような若い方で腰椎椎間板ヘルニアになった方は、とくに禁煙が大切です。
腰椎椎間板ヘルニアの原因のひとつに肥満があるため、BMI25以上の方はダイエットを始めましょう。
山形大学医学部の発表では、BMI25以上の方が10%以上BMIを減少させると、腰痛が軽減すると言われています。
BMIの計算式は、体重kg÷(身長m)2です。
BMI25以上で腰椎椎間板ヘルニアになった方は、食事管理や運動でBMIを減らすよう意識してみましょう。
腰椎椎間板ヘルニアの痛みを抑えるなら中村AJペインクリニックへ
腰椎椎間板ヘルニアの痛みを抑えたい方には、神経ブロック注射を行える中村AJペインクリニックをおすすめします。
神経ブロック注射とは、神経の周辺に局所麻酔を注入する治療方法で、痛みや炎症を抑える効果が高い点が特徴です。
過敏になっている神経を鎮める作用もあるため、腰椎椎間板ヘルニアが再発し、痛みが慢性化している場合にも効果が期待できます。
神経ブロック注射について詳しく知りたい方は、次の動画もご覧ください。
中村AJペインクリニックの神経ブロック注射には、次のような特徴があります。
- 部位別に最適な神経ブロック注射を提案可能
- 圧倒的症例数を誇り、安心かつ安全に治療を受けられる
- 事前予約制で待ち時間が少ない
- 治療後すぐに帰宅できる
それぞれ詳しく解説します。
部位別に最適な神経ブロック注射を提案可能
中村AJペインクリニックでは、治療部位ごとに最適な神経ブロック注射を提案可能です。
神経ブロック注射を行う際は、痛みの程度や発症部位を正確に把握した上で、薬剤の種類や量を決定しなければいけません。
当院はカウンセリングを重視しており、痛みの程度や発症部位を慎重に見極めているため、ご安心ください。
施術を行う医師は豊富な経験を持つ院長で、技術力や知識を重視する方でも納得して治療を受けていただけます。
圧倒的症例数を誇り、安心かつ安全に治療を受けられる
20万件以上という圧倒的症例数で、安心かつ安全に治療を受けられる点も、中村AJペインクリニックの強みです。
医療行為である神経ブロック注射には、発生頻度はごくまれですが副作用や合併症のリスクがあります。
感染や出血、神経障害や局所麻酔中毒などを防ぐためには、経験豊富で技術力の高い医師が在籍するクリニックを選ばなければいけません。
当院では、圧倒的な症例数を誇る院長が施術を担当させていただきます。
長年の経験と知識をもとに、患者様の負担を最小限にできるよう考慮した施術を行うため、神経ブロック注射が初めての方でも安心です。
事前予約制で待ち時間が少ない
事前予約制になっており、待ち時間を極力発生させないよう努めている点も、中村AJペインクリニックの特徴です。
混雑時は最長1時間待つ可能性もありますが、基本的には待ち時間がほとんど発生しません。
待ち時間の短いクリニックをお探しの方や、日々忙しくまとまった時間が取りにくい方でも、納得してご来院いただけます。
治療後すぐに帰宅できる
中村AJペインクリニックでは、神経ブロック注射の施術後すぐに帰宅可能です。
まれに20分ほど安静にする場合もありますが、大半の方が施術後すぐにご帰宅されています。
仕事のお昼休憩を利用して来院したい方や、用事のついでに来院したい方は、ぜひ中村AJペインクリニックをご検討ください。
まとめ
腰椎椎間板ヘルニアの手術後、仕事復帰までにかかる期間は平均1.6か月です。
ただし、サービス業や農林・漁業の方は、仕事復帰までにかかる期間が長くなる傾向にあります。
腰椎椎間板ヘルニアの手術後、退院2週間ほどで症状が悪化するケースもあるため、退院後しばらくは無理をしないよう注意が必要です。
無理をして早期に仕事復帰すると、腰椎椎間板ヘルニアが再発するリスクが高まります。
腰椎椎間板ヘルニアの痛みを抑えたい方には、神経ブロック注射に対応する中村AJペインクリニックがおすすめです。
神経ブロック注射は痛みや炎症を抑える効果が高い上に、腰椎椎間板ヘルニアの痛みが慢性化している場合にも効果が期待できます。
施術は経験と知識が豊富な院長が行いますし、症例数は20万件を超えているため、医師の技術力と経験を重視する方でも安心です。
クリニックは御堂筋線・長堀鶴見緑地線の心斎橋駅より徒歩1分の好立地で、通いやすさも申し分ありません。
地下道からすぐにアクセスできるため、雨の日でもストレスなく通っていただけます。
腰椎椎間板ヘルニアのクリニックをお探しの方は、ぜひ一度ご相談ください。
記事監修医師プロフィール
中村AJペインクリニック院長
中村 純
アメリカニューヨーク州コロンビア大学 医学部大学院 卒業
米国外科専門医(災害外科・形成再建外科
日本ペインクリニック学会 専門医
日本整形外科学会 専門医
厚生労働省医政局 麻酔科標榜医