帯状疱疹で腹痛はある?帯状疱疹後神経痛の症状にも
腹痛に加えてかゆみや水疱が出現したら、帯状疱疹が考えられます。
帯状疱疹はさまざまな場所に出現して合併症を起こしたり、後遺症を残す可能性があるため、早期の治療が重要です。
この記事では、帯状疱疹で腹痛は本当にあるのか、また、おすすめの治療法やクリニックを紹介していきます。
帯状疱疹による腹痛はある
帯状疱疹の多くは上半身に発症し、腰部・腹部では20%の割合で発症します。
そのため、腹部に帯状疱疹ができてしまうと、腹痛を伴う可能性は十分にあります。
また、腹痛の後に赤い発疹が現れて帯状疱疹と判断される場合も多いです。
腹痛の際には帯状疱疹の可能性も頭に入れながら、症状のある皮膚周辺を観察しておくと、早期発見に繋がります。
帯状疱疹は水痘ウイルスによる病気
帯状疱疹は、身体の片側の神経に沿って帯状に赤みのある発疹ができる病気です。
皮膚症状に伴い、ピリピリ、チクチクとした痛みあります。
帯状疱疹は幼少期にかかった水疱瘡ウイルスが体内に隠れており、再び活動し始めることで発症します。
原因は疲労やストレス、加齢による免疫力の低下です。
また、帯状疱疹を放置したり、痛みが強く重症な場合は、神経痛が残る後遺症「帯状疱疹後神経痛」を発症することもあります。
帯状疱疹は皮膚症状だけの病気ではない
実は、帯状疱疹は皮膚症状だけの病気ではありません。
帯状疱疹は皮膚以外の部位にも発症することがわかっており、肛門などの粘膜をはじめ、あらゆる臓器でも発症します。
なかでも、帯状疱疹の胃腸症状には胃痛・胃もたれ・胃のむかつきがあり、便秘や下痢、腹痛を引き起こす可能性があります。
また、皮膚症状が先に現れずに腹痛から始まる帯状疱疹もあるため、どの病院へ行くべきかの判断が難しいこともあるでしょう。
もし、腹痛のあとに皮膚症状が出てきたときは、すぐに病院に受診してください。
帯状疱疹は神経にもダメージを与える
帯状疱疹を放置することで悪化したり、症状が長引くと、神経にダメージが生じてしまい、慢性的な痛みが残ってしまいます。(帯状疱疹後神経痛)
腹部に発症した帯状疱疹による帯状疱疹後神経痛は、焼けるような痛みが持続したり、刺すような痛みを繰り返すといった、ひどい腹痛を伴います。
酷い痛みにはブロック注射
帯状疱疹後神経痛の治療には、ブロック注射が効果的です。ブロック注射を行うと神経の痛みが緩和されて、血流を回復させます。
また、ダメージの蓄積抑制や神経と皮膚の症状改善効果もあるため、帯状疱疹や帯状疱疹後神経痛におすすめの治療法です。
中村AJペインクリニックでは、ブロック注射による治療が可能です。
中村AJペインクリニックのブロック注射
帯状疱疹の治療で行うブロック注射は、顔を含めた全身のどこにでも注射が可能な治療です。
治療対象となる神経によって、ブロック注射の種類や場所、薬剤の種類を使い分けます。
それぞれの治療場所に適した注射方法を慎重に見極めるため、中村AJペインクリニックでは医師による丁寧なカウンセリングを提供しています。
また、中村AJペインクリニックのブロック注射は、待ち時間が少なく施術当日すぐに帰宅可能です。
経験豊富なペインクリニック専門医による治療のため、安心してブロック注射が受けられます。
帯状疱疹の痛みの治療なら中村AJペインクリニックへ
帯状疱疹の症状は赤みのある発疹やかゆみ、痛みの他にも腹痛が現れることがあります。
帯状疱疹の治療は早期に行い、合併症や帯状疱疹後神経痛を発症させないよう治療することが重要です。
また、帯状疱疹の治療には、ブロック注射を行える中村AJペインクリニックがおすすめです。
カウンセリングを重視しており、一人ひとりの帯状疱疹の状況に合せた最適な神経ブロック注射を提案してくれます。
ブロック注射に興味のある方は、気軽に中村AJペインクリニックに問い合わせてみてください。
記事監修医師プロフィール
中村AJペインクリニック院長
中村 純
アメリカニューヨーク州コロンビア大学 医学部大学院 卒業
米国外科専門医(災害外科・形成再建外科
日本ペインクリニック学会 専門医
日本整形外科学会 専門医
厚生労働省医政局 麻酔科標榜医