首に帯状疱疹が現れたら?早めの治療を考えよう!
首に痒みや痛み、そして水疱が出現したら、それは「帯状疱疹」の可能性があります。
帯状疱疹は、首を中心にさまざまな場所に出現することがあり、症状を放置すると深刻な合併症が起こることもあるため、早めの対処と治療が大切です。
この記事では、首の帯状疱疹の特徴や早く治療する重要性などを紹介しています。
帯状疱疹に関して気になることがあれば、中村AJペインクリニックまでお気軽にご相談ください。
帯状疱疹とは
帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルスによって引き起こされる皮膚の疾患です。
多くの人は子どもの頃に水痘に感染し、その後ウイルスは体内の神経節に潜伏します。
加齢やストレス、持病などによる免疫力の低下が主な原因として知られており、これによってウイルスが再び活動を始め、帯状疱疹として体の表面に現れます。
帯状疱疹の主な症状は、体の左右どちらか一方のみに生じる痛みやかゆみを伴う発疹です。
これは神経経路に沿って発疹が広がるため、特定の範囲内でしか症状が現れません。
発疹が現れる前には、しばしば強い痛みを伴う期間があり、これが帯状疱疹の初期症状として知られています。
痛みの程度は人それぞれ異なりますが、中には強烈な痛みを感じる方もおり、その痛みは日常生活に大きく影響することも少なくありません。
首にできた帯状疱疹
首に帯状疱疹が発症すると、その影響は首周辺だけでなく指の痺れなどの症状も現れることがあります。
これは、首と手指が同じ神経経路で繋がっているからです。
神経は複雑に繋がっているので、1つの部位に問題が生じると、それが他の部位にも影響を及ぼすことが考えられます。
また、帯状疱疹が首にできる割合は約14.5%と意外に珍しくありません。
首に帯状疱疹ができると症状の強度や位置によっては首筋に激しい痛みが伴い、首の動きを制限され、日常の動作で腕を上げることが困難になることもあります。
早めの治療が大事
帯状疱疹の症状は、放置すると痛みが増強し症状が長引いてしまう危険があります。
早期の治療が行われないと重症化し、日常生活に大きな支障をきたすリスクが高まるでしょう。
特に、首や顔に発症した場合は、失明や顔面麻痺、難聴といった深刻な合併症の可能性が増大します。
これらの合併症は、生涯にわたる後遺症として残ることがあるため、症状の重軽に関わらず、早期の診察と治療が不可欠です。
帯状疱疹を治すなら中村AJペインクリニックへ
帯状疱疹の治療は専門的な知識が必要であり、症状によってブロック注射の種類や注射する場所、使用する薬剤が異なります。
中村AJペインクリニックには帯状疱疹治療の専門家が在籍し、患者の症状や状態に合わせた最適なブロック注射の治療を提供します。
カウンセリングも丁寧で、患者の悩みに寄り添いながらしてく施術の内容や注意点を十分に理解した上で治療を受けることができます。
さらに、24時間WEB予約受付があり、多忙な生活の中でも簡単に治療の予約を取ることができます。
帯状疱疹に対する専門的な治療と便利な予約システムを提供する中村AJペインクリニックは、患者の不安や痛みの軽減をサポートしています。
中村AJペインクリニックの治療症例
中村AJペインクリニックでブロック注射を使った治療の進展を、時間経過に沿った写真とともに見ていきましょう。
まず、治療開始から4カ月経過した時点です。
この時期にはまだ赤みや皮疹が残っていますが、徐々に症状が落ち着いてきているのがわかります。
次に、5カ月後の状態です。皮膚の隆起がさらに減少し、治癒が進んでいる様子が明確に確認できます。
そして、7カ月が経過した後の写真です。皮疹はすっかり消え、痛みもなくなり、健康な皮膚に戻っています。
現在では痛みも消失し、わずかな色素沈着を残すのみです。
ブロック注射は、帯状疱疹後の神経痛を予防し、痛みの軽減に非常に高い効果があると証明されています。
まとめ
首に現れる帯状疱疹は意外と一般的で、放置すると日常生活に影響するだけでなく、深刻な合併症のリスクも高まります。
この記事では、帯状疱疹の特徴や原因、そして合併症のリスクについて解説しました。
帯状疱疹には、合併症のリスクもあるため、早期の治療が必須です。
経験豊富な医師がいる中村AJペインクリニックは、患者の症状に合わせた帯状疱疹の治療を提供しています。
帯状疱疹の症状に悩む方は、中村AJペインクリニックに今一度ご相談ください。
記事監修医師プロフィール
中村AJペインクリニック院長
中村 純
アメリカニューヨーク州コロンビア大学 医学部大学院 卒業
米国外科専門医(災害外科・形成再建外科
日本ペインクリニック学会 専門医
日本整形外科学会 専門医
厚生労働省医政局 麻酔科標榜医