帯状疱疹の発症時にしてはいけないこととは?症状と治療法を解説
皮膚に赤いポツポツとした、痛みやかゆみを伴う水ぶくれが帯状に現れた場合は、帯状疱疹の可能性があります。
帯状疱疹が出来たら悪化させないためにも、すぐに病院に受診するのがおすすめです。
中村AJペインクリニックでは、ブロック注射による帯状疱疹の治療を行っています。
帯状疱疹に関して少しでも気になることがあれば、相談してみてください。
まずは、帯状疱疹の発症時に悪化させないよう、してはいけないことを紹介していきます。
帯状疱疹でしてはいけないことは?
帯状疱疹が発症したときに、避けた方が良い行動は下記の通りです。
- 帯状疱疹を放置する
- 水ぶくれを潰す
- 患部を冷やす
- 免疫力を下げる行動
- 小さな子どもに触れる
帯状疱疹を放置
帯状疱疹が疑われる場合は、すぐに病院へ行きましょう。放置することは良くありません。
帯状疱疹は、皮膚にかゆみやピリピリとした痛みなど、症状が出てから3日以内に治療を開始すると1週間ほどで治ると言われています。
逆に、放置すると悪化してしまい、皮膚の症状は治っても、痛みが残り長く続く帯状疱疹後神経痛を発症する可能性があります。
帯状疱疹後神経痛はペインクリニックでブロック注射での治療が必要です。
帯状疱疹後神経痛にならないためにも、早めの治療を心がけておきましょう。
もし、帯状疱疹後神経痛になった場合は、中村AJペインクリニックで治療が可能です。
また、帯状疱疹の治療でもブロック注射を行っているので、相談してみてください。
水ぶくれを潰す
帯状疱疹の水疱が破れるとそこから細菌が入り、感染症を引きおこしてしまう可能性があります。
帯状疱疹の水ぶくれには、たくさんの水痘ウイルスが含まれており、その水痘ウイルスが出てきて、免疫のない人にうつることもあります。
患部はきれいに洗って清潔に保ち、直接触らないようにしてください。
患部を冷やす
患部を冷やしてしまうとさらに痛みが増してしまうので、やめましょう。
かゆみや痛みを紛らわすために患部を冷やしたくなるかもしれませんが、冷やしてしまうと血管が収縮して血流が悪くなり、血行不良をおこします。
血行不良によって組織に送られる酸素が不足し、痛みの物質が作られていきます。
かゆみや痛みがあるときは、冷やすのではなく患部を適度に温めるようにすると良いです。
免疫力低下に繋がる行動
帯状疱疹になってしまったら、免疫力が低下する行動は避けるようにしましょう。
帯状疱疹は疲労やストレスなどの免疫力低下によって、神経節に潜んでいる水痘・帯状疱疹ウイルスが活動し始めることでおこる病気です。
帯状疱疹は、悪化すると入院する方もいる病気でもあります。
不摂生をせずに、十分な睡眠と栄養をとって、精神的・肉体的な安静を心がけてください。
また、疲労がたまる運動も控えて1週間程度はゆっくりと過ごしましょう。
小さな子どもには要注意
帯状疱疹は、水ぼうそうにかかったことのない乳幼児にうつる可能性があります。
帯状疱疹の発疹を触った手で乳幼児を触ると、水ぼうそうとして感染することがあるので、小さな子どもには接触しないよう注意しましょう。
乳幼児と一緒に生活している場合は、発疹部をガーゼで覆い、発疹を触ったらすぐに手を洗うなど、対策が必要です。
帯状疱疹の発疹が乾き、完全にかさぶたになるまでは、念のためタオルも別に使用してください。
帯状疱疹の相談は中村AJペインクリニックで
中村AJペインクリニックでは、帯状疱疹の治療と予防を行っています。
まずは、下記のような帯状疱疹でしてはいけないことは避けるようにしましょう。
- 帯状疱疹を放置しない
- 水ぶくれを潰さない
- 患部を冷やさない
- 免疫力を下げる行動をしない
- 小さな子どもに触らせない
帯状疱疹は基本的にうつりませんが、水ぼうそうにかかったことのない乳幼児には感染させるリスクがあります。
中村AJペインクリニックでは、帯状疱疹のワクチン接種を行っています。帯状疱疹にならないよう、予防を検討してみても良いでしょう。
もし、帯状疱疹や帯状疱疹後神経痛を発症した場合は、ブロック注射による治療も可能です。
中村AJペインクリニックの医師が丁寧に相談にのってくれるので、安心して受診してください。
記事監修医師プロフィール
中村AJペインクリニック院長
中村 純
アメリカニューヨーク州コロンビア大学 医学部大学院 卒業
米国外科専門医(災害外科・形成再建外科
日本ペインクリニック学会 専門医
日本整形外科学会 専門医
厚生労働省医政局 麻酔科標榜医