帯状疱疹の時にバナナは食べても大丈夫?早く治すための方法
帯状疱疹はかゆみや痛みを伴う、赤いポツポツとした発疹が帯状に発現する病気で、身体の左右どちらかの神経に沿って現れるのが特徴です。
帯状疱疹はストレスや免疫力低下が原因と言われており、バランスの良い食事を取って栄養を取ると良いと言われています。
なかでも、帯状疱疹の時にバナナを食べた方が良いのか、逆に食べても大丈夫なのか気になっている人が多いようです。
本記事では、帯状疱疹時のバナナの摂取について、意識すべき食事と併せて解説していきます。
帯状疱疹を早く治すためには栄養のある食べ物をとりながら、病院での治療をおすすめします。
痛みを治療するなら中村AJペインクリニックでのブロック注射がおすすめです。
帯状疱疹は免疫力低下によるもの
大人の90%以上は子どもの頃にかかった水疱瘡ウイルスを持っており、完治することはありません。
帯状疱疹は体内に隠れている水疱瘡ウイルスが、ストレスや免疫力の低下が原因で再活動することにより、神経に沿って帯状に発現します。
ストレスを感じる日々が続いたり、睡眠不足や生活習慣が乱れると帯状疱疹のリスクが上がるので注意してください。
また、50代以上になると加齢による免疫力低下が原因で帯状疱疹のリスクも上がります。
帯状疱疹の時にバナナを食べても良い
帯状疱疹の時にバナナを食べても問題ありません。
バナナは栄養が豊富な食べ物です。積極的に食べて、免疫力を上げましょう。
バナナは免疫力アップに期待できる
バナナはたんぱく質の代謝に必要とされているビタミンB6やビオチン、また、免疫細胞のエネルギー源の糖質も多く含まれているので、免疫力を向上させる食べ物です。
ビタミンB6はタンパク質からつくられるアミノ酸をエネルギーに変える役割があり、免疫力の向上に関係があります。
不足してしまうと湿疹などの皮膚トラブル、貧血、血管障害、うつ、混乱などを引き起こします。
ビタミンB6はバナナ以外にも鶏肉やレバーに多く含まれているので、摂取するよう心がけましょう。
帯状疱疹時に意識するべき食事
もし帯状疱疹を発症してしまったら、栄養バランスの取れた食事を取りましょう。
免疫力を高めるための栄養素はたくさんありますが、どれか一つだけをたくさん摂取するのでは、効果はあまり見られません。
免疫力はおよそ7割、腸内で作られているので、腸内環境を整える食品のヨーグルトやキムチなどの乳酸菌や、野菜、根菜類、海藻類を食べて食物繊維をしっかり摂りましょう。
また、免疫細胞を生成するたんぱく質を含む、肉、魚、大豆食品、抗酸化成分を含んだ野菜、ビタミンCを多く含む果物もおすすめです。
早く治すためには病院の受診と免疫力の向上
帯状疱疹を発症した場合は、早く治すためには免疫力を下げない生活をすることが大切です。
患部を温めながら十分な栄養と睡眠をとりましょう。
また、抗ウイルス薬は、皮膚に発疹が現れてから24時間以内に投与する必要があります。
72時間を経過してしまうと効果に期待できないので、帯状疱疹を発症してから3日以内には病院へ受診してください。
さらに、受診が遅くなるほど帯状疱疹が悪化してしまい、後遺症である帯状疱疹後神経痛を発症する可能性があります。
帯状疱疹後神経痛は、ペインクリニックでブロック注射の治療が必要です。
痛みを長引かせないためにも早めの受診がおすすめです。
帯状疱疹の治療は中村AJペインクリニックで
帯状疱疹の発症時でも、バナナは食べて大丈夫です。
バナナにはビタミンB6を多く含んでおり、免疫力の向上に期待ができます。
ただ、バナナばかり食べるのではなく、さまざまな食べ物をバランスよく摂取することが大切です。
帯状疱疹は、バランスの良い食事と生活習慣の見直し、ワクチン接種で予防も可能です。
もし、帯状疱疹を発症してしまったり疑いがあるときは、中村AJペインクリニックで相談してみましょう。帯状疱疹後神経痛の治療である、ブロック注射も行えます。
帯状疱疹に関する悩みがある場合は、ワクチン接種や治療を行っている中村AJペインクリニックを受診してみてください。
記事監修医師プロフィール
中村AJペインクリニック院長
中村 純
アメリカニューヨーク州コロンビア大学 医学部大学院 卒業
米国外科専門医(災害外科・形成再建外科
日本ペインクリニック学会 専門医
日本整形外科学会 専門医
厚生労働省医政局 麻酔科標榜医