坐骨神経痛とヘルニアの違いに迷ったら?中村AJペインクリニックに相談を
「坐骨神経痛と腰椎椎間板ヘルニアって何が違うの?」
「坐骨神経痛だと思っていたらヘルニアと診断された」
坐骨神経痛と腰椎椎間板ヘルニアは、どちらも腰からお尻あたりにかけて強い痛みを生じるため混同しやすいですが、坐骨神経痛は「痛みの症状」で腰椎椎間板ヘルニアは「痛みの原因となる病気の名前という大きな違いがあります。
今回は、坐骨神経痛と腰椎椎間板ヘルニアの違いと関係性について正しく知っていただいた上で、痛みを取り除くための治療について解説します。
中村AJペインクリニックでは、身体の痛みを取り除く専門の診療科ならではの手術に頼らない治療が受けられます。
腰のつらい痛みにお悩みの方は、ぜひ中村AJペインクリニックにご相談ください。
坐骨神経痛とヘルニアの違いとは
坐骨神経痛と混同されやすいヘルニアとは「腰椎椎間板ヘルニア」を指し、腰の痛みやしびれを伴う病気の名前です。
これに対し、「坐骨神経痛」は腰の痛みやお尻から足にかけてのしびれという症状のことを指しますので、ヘルニアと坐骨神経痛は混同されやすいと考えられます。
ここでは坐骨神経痛とヘルニアの違いについてくわしく解説しますので、それぞれの違いと関連性を正しく知っておきましょう。
坐骨神経痛は「痛みの症状」
坐骨神経痛とは、腰から足先に伸びている坐骨神経が圧迫や刺激により痛みやしびれ、麻痺や強いつっぱり感などの感覚異常を引き起こす「症状」の総称です。
中高年以上に多くみられ、感覚異常の種類や程度には個人差がありますが具体的には以下のような症状があります。
- お尻や足の後ろがわに痛みやしびれを感じる
- 長時間立ちっぱなしや座りっぱなしの姿勢が取れない
- 腰を反らすと膝から下や足先に痛みやしびれを感じる
- 靴をはくなど身体をかがめる動作で痛みを感じる
ヘルニアは「病名」
腰椎椎間板ヘルニアとは、腰の骨と骨の間にある椎間板というクッションの役割の組織がさまざまな理由で圧迫されて一部が飛び出たり断裂することにより、周囲の神経を刺激して痛みやしびれを引き起こす「病気」の名前です。
主な原因は以下があり、喫煙が発症リスクを高めることがわかっています。
- 加齢によるダメージの蓄積
- 腰に負担がかかる動作や作業の反復
- スポーツによる腰の酷使
- 不良姿勢
20代から40代にかけて発症しやすく、男女比は約3:1で男性の方が多いという特徴があります。
症状は、異常がある椎間板の位置や刺激される神経により異なりますが、特に多い第4第5腰椎間の椎間板で起こるヘルニアでは、痛みやしびれが坐骨神経痛の症状であるお尻から足先にかけて出やすいことや、重症になると足に力が入らなくなったり排尿障害が出る場合があります。
つまり、「腰椎椎間板ヘルニア」が原因となり、飛び出した椎間板が坐骨神経を刺激して「坐骨神経痛」が生じる、という流れになるのです。
坐骨神経痛とヘルニアの治療方法とは
坐骨神経痛の痛みや痺れの症状は、腰椎椎間板ヘルニアが原因で起こることが多いため、治療には痛みに対する対症療法が中心となります。
整形外科の通常診療のみでは十分な痛みの治療が難しい場合がありますが、中村AJペインクリニックでは痛みの専門であるペインクリニックの診療で、ブロック注射や点滴による痛みの治療が可能ですので詳しく紹介します。
薬物療法
鎮痛剤を使用し、痛みの程度や部位に合わせて内服薬や貼付薬や外用薬を使い分けたり併用します。
症状が軽い場合や、慢性的に経過しており痛みが出やすいタイミングに合わせて自分で薬をコントロールできるという場合に効果が期待できます。
鎮痛剤は種類が豊富で選択が難しいため、痛みを取り除く専門のペインクリニックの診療ができる中村AJペインクリニックでその人の痛みに合わせた適切な処方を受けることをおすすめします。
ブロック治療
痛みを感じている部分の神経の近くに注射で局所麻酔薬などの薬剤を浸透させ、痛み刺激をブロックするのが「ブロック注射」という治療です。
坐骨神経痛や腰椎椎間板ヘルニアの場合は痛みとともにしびれ症状が多いという特徴がありますが、ブロック治療では痛みを抑えることで興奮して過敏になった神経を落ち着かせるためしびれに対しても改善効果が期待できます。
そのため、痛みが強く日常生活や仕事に支障が出てしまう方や、薬物療法では痛みが取りきれないという方、手術をすすめられたが違う方法を探している、といった方はブロック注射の検討をおすすめします。
中村AJペインクリニックでは、20万件以上の豊富な実績を持つペインクリニック専門医によるブロック注射治療が受けられますので、安心してご相談ください。
運動療法
坐骨神経痛や腰椎椎間板ヘルニアの場合、慢性的に腰痛を繰り返す場合がありますので、症状が落ち着いてきたタイミングで正しい姿勢を取るための運動療法を行うことも痛みの改善に効果が期待できます。
腰痛に対する運動療法では、インナーマッスルという身体の奥の筋肉を鍛えるトレーニングを行い身体の柔軟性を向上させ、不良姿勢を改善して正しい姿勢で腰の負担を軽減します。
中村AJペインクリニックでは、整形外科の診療の中でその方に合ったトレーニングメニューを作成し、必要な部分の筋肉を鍛えられるよう丁寧に指導しています。
また、日常生活の中で気をつけるポイントについて、ライフスタイルに合わせたアドバイスも実践していますので気になることや自分に合った痛みの対策が知りたい方は沖ガスにご相談ください。
坐骨神経痛やヘルニアでの痛みのご相談は中村AJペインクリニックへ
坐骨神経痛は痛みやしびれの症状であり、腰椎椎間板ヘルニアは原因となる病名ですので、どちらの場合も痛みを取り除く治療が必要になります。
痛みに対する治療はさまざまですが、中村AJペインクリニックは整形外科とペインクリニックによる診療が可能です。
坐骨神経痛やヘルニアに対しても、ブロック注射など痛みの専門治療と、日常的にできる運動療法などをその方の症状に合わせて提案させていただけますので、つらい痛みは我慢せずに中村AJペインクリニックにご相談ください。
記事監修医師プロフィール
中村AJペインクリニック院長
中村 純
アメリカニューヨーク州コロンビア大学 医学部大学院 卒業
米国外科専門医(災害外科・形成再建外科
日本ペインクリニック学会 専門医
日本整形外科学会 専門医
厚生労働省医政局 麻酔科標榜医