ブロック注射を行うのは看護師ではなく医師が行う理由とは
ブロック注射は、全身のあらゆる種類の痛みに対して有効な治療法であり、身体の痛みに困っている多くの人に長年選ばれている治療法です。
しかし、ブロック注射を専門に扱っているクリニックが近くにないと、ブロック注射をしたことのない方や、これからやってみようとお考えの方は「どんなふうに治療をすすめるのだろう」「注射は誰が打つのだろう」などと疑問も多いのではないでしょうか。
実際にブロック注射をする際に、施術をするのは全て医師が行い、看護師が注射をすることはありません。
今回の記事では、なぜ全てのブロック注射を医師が打つべきなのか、その理由について解説していきます。
ブロック注射で看護師が打てない理由
クリニックでブロック注射を行う時は、どの種類のブロック注射であっても看護師が注射を行うことはありません。
看護師は、保健師助産師看護師法第5条によって、「傷病者もしくは褥婦に対する療養上の世話又は診療の補助を行うことを業とする者」と定められております。
ブロック注射を行う際にも、医師の指示にしたがって診察の際の補助業務(必要な器具の準備や患者様の観察、手助けなど)を行います。
ブロック注射は必ず医師が施術します
一般的に、看護師が採血や点滴などを行うこともありますが、これは医師の指示の下で行う、診療の補助の一環として医業を行っているものになります。
ブロック注射のような医療行為は、必ず医師が行うことになっています。
中村AJペインクリニックでは、ブロック注射の施術だけではなく、最初のカウンセリングから全て医師が行っております。
ブロック注射は専門医で
ブロック注射は、医師免許を持っているものが施術することができますので、一般の整形外科等の病院でも必要だと判断された場合には打つことが可能です。
ただ留意すべきなのは、ブロック注射が狙った場所に確実に注射をすることで効果を最大限に発揮する治療法であることです。
経験の少ない医師が行うと、痛みの原因となる部分をしっかり見極められず、患者様の身体の痛みに適していない種類のブロック注射を選択したり原因となる場所に的確に注射が打てていないといったことがおこることがあります。
そうなると、身体の痛みがなかなか取れないといったことが増え、治療に時間がかかることもあります。
ブロック注射は、局所麻酔薬を使用するため、麻酔科医の領域の治療と言われています。
専門医であれば、ブロック注射を行うにあたって必要な経験・知識がありますのでより安心して治療を受けることができます。
まとめ
ブロック注射を行う際は、必ず医師が中心となって治療を進めていきます。
中村AJペインクリニックでは、注射を行うのはもちろん、最初のカウンセリングやお気持ちのフォロー、ブロック注射の説明等も全てペインクリニックの専門医が行います。
もちろん、看護師もブロック注射についての知識や患者様の状態についてしっかり熟知しているため、スタッフ全員で患者様の痛み軽減への治療に対応しているクリニックです。
ブロック注射の症例数が20万件以上と経験豊富な専門医ですので、安心してブロック注射を受けていただけます。
また、事前予約制で待ち時間も少なく、注射後も即帰宅することが可能ですので忙しい方にも通院しやすい環境となっています。
お身体の痛みに困っている方、ブロック注射をお考えの方は一度中村AJペインクリニックにご相談ください。
記事監修医師プロフィール
中村AJペインクリニック院長
中村 純
アメリカニューヨーク州コロンビア大学 医学部大学院 卒業
米国外科専門医(災害外科・形成再建外科
日本ペインクリニック学会 専門医
日本整形外科学会 専門医
厚生労働省医政局 麻酔科標榜医